確かにボールは隼磨の手に当たっていた。
家に帰ってからJリーグタイムスで、問題の場面を見た。
間違いなくボールは隼磨の手に当たってたなぁ・・・
ただ、これだけは言っとく。
以下、JFA公式サイトより引用。
サッカー競技規則
第12条 ファールと不正行為
(一部略)
ボールを意図的に手または腕で扱う(ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内にあるボールを扱う場合を除く)
ちなみに「意図的」とは「ある目的をもって、わざとそうするさま」、「意図」は「何かをしようとする意思」とある。
従って、上の条項に当たるのは「ある意思をもって、ボールを手または腕で扱う」場合である。
偶発的に当たった場合は、反則とはならない。
と言い張ってても・・・
まぁ、審判の判定による有利不利は年間を通せば、五分五分なんでしょうねぇ。。。
取り敢えずは、昨日を振り返って見る。
4月28日(土)、GWの初日だが当社は出勤日(^▽^;)
いつものごとく、有給休暇を取って(サッカー観戦で仕事を休む事に関して、周りはすでに諦めてますww)。
瑞穂運動場東の駅を出てスタジアムに向かうと・・・
いやぁ~、埼玉へ来たかと思うほどの浦和な人たちで溢れてましたwww
メインの入口では、先行入場の人の列が・・・
シーチケ購入者ってこんなにいたのってか。。。
たまには、バックショットなぞを。
改めて見ると背中のヒレが思いのほか、大きいです。
ピッチでは例によってチビッ子のサッカー教室が催されていました。
時間帯を考えれば、ガラガラのメインスタンド前よりは良いかと。
ただ、この日は暑くて多くのサポが席を確保するとメインコンコースなどの日陰に避難してましが。
この日のマッチテーマは・・・
朱×紅で、RED DREBY。。。ねぇ、鹿島とやる時はどうするの、ねぇ?
ファンサの缶バッジとエキサイティングデーのトレーディングカード。
アウエー側ゴール裏を完全に占拠した浦和な人達。。。。。。
で、スタメンのコールの前に審判団が発表になると・・・
昨日、携帯からアップしたように主審「扇屋 健司」が告げられるとブーイングが。
この時、筆者もいやな予感がした(゚Ω゚;)
この日のスタメンは、
GK 楢崎 DF ダニエル、闘莉王、増川
MF 隼磨 淳吾、ダニルソン、小川 FW 夢生、永井、玉田
登録上もはっきりと3バック、しかも3-4-3で。
広島戦も3バックだったが、フォーメーション的には3-2-3-1に近い形だったが・・・
試合が始まって見ると、隼磨、小川の両サイドハーフはまさにサイドに張っていた。
で、中盤はと見ると淳吾が高めに位置取りをして、アンカーにダニルソン。
ついにキタ━(゚∀゚)━!
中盤をダイヤモンド形にした攻撃的3バックの3-4-3のフォーメーション
攻撃では、両サイドハーフがかなり高い位置にあがり、相手ボールになると下がって5バック気味に。
金曜の練習を非公開にした理由は、この戦術練習のためと思われる。
試合の方は、いつものようにポゼッションからゆっくりと攻撃を組み立てる名古屋。
一方の浦和は、しっかりと守備のブロックを作って、ボールを奪うと縦に速い攻撃を仕掛ける。
先に書いたように、守備になると両サイドハーフが下がるが、やや下がりすぎか中盤の守備が薄くなってしまうのが気になっていた。
特に名古屋の天敵とも言えるマルシオ リシャルディスを捕まえきれずにいた。
で、カウンターから3バックの横のスペースを使われ、バイタルでフリーになったマルシオがボールを受けるとダニエルをかわして、きれいにカーブをかけたシュートがゴールマウスに吸い込まれる。
23分に浦和に先制を許す苦しい展開に。。。
新潟時代にも、マルシオ リシャルディスには散々やられていたのにねぇ。
それでも、27分にセットプレーの流れから左サイドの小川がクロスを上げると増川がヘッド。
これはうまくヒットしなかったがボールは、ゴール前中央に上がる。
中央で闘莉王が競り勝ちボールはゴール前に。走り込んだ夢生がゴールに蹴り込み同点に追いつく。
その後は、淳吾とダニルソンがよりはっきりと縦の関係になり、両サイドハーフの隼磨、小川が上下に動き、バランスを取る。
特に守備に回った時に、両サイドが下がり人数が揃うと、4バック気味にしてダニエルか増川がバイタルエリアで動き回るマルシオをマークするようになる。
これによって、浦和の攻撃の起点をつぶせるようになってきた。
一方、攻撃はと言うと殆ど機能していないような状態。
札幌戦では通用した細かなパス回しは、広島や浦和あたりのレベルになると封じられてしまう。
全体的に運動量が少なく感じたが、この日の暑さと中2日でACL アウエー城南戦がある事を考えるとやむを得ないか。
後は、何度も言うが永井だよなぁ。
チームとして永井をどう使うのか、永井はどう使われたいのかをはっきりさせないと。
せっかくのスピードを活かす場面は殆どなかった。
前半は1-1で終える。マルシオにやられた場面以外ではDFラインは何とか踏ん張っていたと思う。
後半に入っても、ほぼ同じような展開が続く。
まず最初のアクシデント。後半19分、夢生の足がつったようで急遽メンバーチェンジ。
夢生OUT、阿部IN。
ポジションを確認すると阿部はサイドハーフの位置に入り、小川が中へ。
淳吾はFWの位置に上がる。
そして悪夢の場面が訪れる。
名古屋のFKのチャンスで浦和ゴール前にダニエル、闘莉王、増川、ダニルソンなど長身の選手が。
しかし、蹴られたボールはGKがキャッチ。
そこから一気にカウンターに入る浦和。
対応する名古屋は本来のDFではない選手。
唯一DFである隼磨が対応するも、左サイドに切り込まれてクロスを。
このボールが隼磨の手にあたりPKを取られ、更には2枚目のイエローで退場処分。
後半23分、このPKをマルシオに決められ、再びリードを許す。
1人少なくなった名古屋は禁断の手に打って出た。
小川を右SBの位置にして、小川、ダニエル、増川、阿部の4バックに。
闘莉王は、前線中央に上がる。
後半27分 玉田に替えて磯村を入れる。これは攻守のバランスを考えてだろう。
名古屋は、兎に角闘莉王をターゲットマンとしてクロスを放り込む。
何度か惜しい場面もみられたが・・・
こうして見ると、如何に名古屋がケネディを中心とした攻撃を基本としていた事がよく分かった。
更に後半32分 ダニルソンに替えて直志を投入。ACLを見据えてだろうな。
その後も前線の闘莉王を中心に浦和を攻めるも崩し切れず。
アディショナルタイムの4分も過ぎ、終了のホイッスル。
結果的には、あのPKが決勝点となり、1-2で敗戦。
う~ん、やはり攻撃の形かな。ケネディがいない時の・・・
これが出来ていないから、キッチリと守備のブロックを作られると打つ手がない。
ポゼッションから崩しにかかるのも良いが、せっかく永井がいるのだから、もっと縦に速い攻撃を仕掛けない手はないと思うが。
それから、もう少しミドルシュートを打ってもいいかと。
でも、この日の3ー4ー3は、面白いと思う。
ただ、両サイドハーフはタッチライン一杯に広がって高い位置を取るなら、FWの両サイド 玉田、夢生が1.5列目でシャドーストライカー的な動きをした方がシュートチャンスが多くなるのでは。
守備では、両サイドハーフが同時に下がらず、ボールサイドの選手が下がってDFラインがスライドし4バック気味に。で、逆サイドの選手は中をケアすべきだと思うが。
アンカーはボールホルダーにチャージしなくてはいけないから。
まだまだ序盤戦、暑くなり運動量が落ちてくる夏場をうまく戦ったチームが優勝争いに残るだろう。