試合内容をどうこう言うゲームでもないが・・・
やはりJ選抜の急造感は否めないな。。。
名古屋式の4-3-3が如何にチームの意思統一がないと機能しないかが分かった。
2失点とも、アンカーの左のスペースを本田にうまく使われた結果から・・・
代表の1点目、遠藤の直接FK。あのコースは楢崎でも無理だろう。
遠藤の正確なFKは今後も代表チームの大きな武器になる。
そのFKを得たきっかけは、アンカー横のスペースを本田にドリブル突破されそうになったところを、カバーの遅れた中村憲剛の後ろからのタックル。
2点目もそのスペースから中に切れ込んだ本田からのスルーパスに絶妙なタイミングでDFの裏を取った岡崎が楢崎との1対1を確実に決めたもの。
後、長友にも散々サイドを突破されてたし。。。
4-3-3は相手ボールになった時の前線のプレス、サイドハーフとサイドバックのポジショニングが大事になる。いくら、レベルの高い選手を集めても急造チームでは・・・
攻撃もJ選抜は、組み立てができていなかったな。サイドを使ったワイドな展開がほとんどなかった。
日本代表の3-4-3のフォーメーションがディフェンスに回った時にどうやって守るのかをもう少し見たかったが。
今日の試合結果からで3-4-3が使えると考えるのは、ちょっと早い気がする。
で、やっぱりカズはカズだった。筆者個人としては、あまり好きな選手ではないけれど、こう言う試合で、きっちりとゴールを決める当たりがスターのスターたる所以だろう。
アシストが闘莉王というのが泣かせる。。。
スタジアムからはピクシーコールが聞こえていたなぁ~。マジで見てみたかった・・・
この時期に、これだけのメンバーでチャリティーマッチを行った、それだけでも十分に意義のある試合だったと思う。
改めて、今回の震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りすると共に、今なお、被災地での避難生活を余儀なくされている方々にお見舞い申し上げます。