『ゲド戦記』『男たちの大和』『トップキャスター』『結婚できない男』『のだめカンタービレ』
これらのヒット映画やドラマ、思い出せるでしょうか?
2006年に流行ったものです。
10年ひと昔といいますが、世の中の変化は、科学技術の進歩と情報量の増大で加速度的に変化が進み、10年前は一昔どころかふた昔、みっつ昔の感があります。
ちなみに5年前は2011年、震災の年。
『コクリコ坂から』『GANTZ』『家政婦のミタ』『JIN-仁-』『マルモのおきて』等が流行っており、TVドラマは当たり年だったようです。
さて、震災からまる5年です。
5年は、短かったのでしょうか? 長かったのでしょうか?
感想は人それぞれだと思いますが、海辺の現場や、避難区域を見ると、「あまり変わっていないな~」というのが実感です。
原発の問題だけではなく、津波に大きな被害を受けた地域は、大津波対策で大きな防波堤や10メートルにも及ぶ地盤の嵩上げ工事など、大規模な土木工事が行われています。
一般論ですが、1メートル土を盛ったら、建物を建てるまで1年間寝かせろと言われます。
10メートル盛ったら、地盤が安定するまで10年は待つ理屈です。
土木技術も発達し、杭を打ったり、固化材を混ぜたりして、早期着工も可能になっているはずですが、それでも大土木事業にかかる時間は長いものです。
その時間に、被災者の気持ちが耐えていけるのか・・・
やっと、そんな話題がメディアも取り上げるようになりました。
さて、原発事故・・・普通に解体しても30年かかるといわれる原発です。
事故で内部状況が分からず、ロボットを開発しながらの収束活動で、いまだにデブリ(核燃料の残骸)の状況が不明です。
先般、原発関係のプロが、「70年、80年後も、まだこれかよ、という状況かもしれない」と発言していました。
実際そうなる可能性が高いのだと思います。
まして、使用済み核燃料の最終保管場は、建設場所のめども立たず、経産省の『有識者委員会』では、沿岸海底下の利用を検討してはどうかといった話になる始末です。
某有名国際弁護士によると、沿岸であっても海底地下は、国際法上、違法なようです。
が・・・それも憲法並みに、内閣の解釈で変えてしまうのか・・・なんて、不安を感じてしまいます。
第一、地上の活断層の有無さえはっきりできずにもめている状況で、海底の活断層が判断できるのか?
まぁー 賢い人たちの議論は、私には分かりません。
さて・・・
10年ひと昔といった言葉がある反面、『石の上にも3年』ということわざがあります。
3年座っていれば石も暖まり、居心地がよくなる。
そんなところから、つらくても辛抱して続ければ、いつかは成し遂げられる、といった意味です。
が、5年辛抱して今の状況・・・東日本大震災の被害が、どれだけ大きいものだったのか、今さらながらに驚かされます。
実は、『5年』に関係することわざを考えたのですが、思いつきませんでした。
それで、10年、3年と、前後を挟み、『もの思い』にふけって見たのです。
人間の感覚には、1,3,10といった数字がしっくりとするようですね。
もの思い・・・パンジーの花言葉です。
この花は園芸種で、1800年代に改良が繰り返されたそうです。
その名前は、思想・思考を意味するフランス語の『パンセ』からきていて、自由思想のシンボルだったとか・・・
パスカルの定理で有名なブレーズ・パスカルのメモが『パンセ』という書物になっていますね。
「人間は考える葦である」という名言もパンセに載っている言葉です。
何故、パンジーにそうした名前がついたかといえば、花が人の顔に見えるからだとか・・・
確かに、そんな風に見えなくもありません。
私もパンジーに負けないように、思想、思考にふけって見たいと思います。
