皆さん、こんにちは!

 

前回シェアした、月明りの森に私が「お家」を見つけてあげた、あのエルフの女の子を覚えていますか?あの時、次のステップは彼女をそのシーンの中で「生かす」ことだと宣言しました。

 

そして今日、興奮気味に皆さんにお伝えします。成功しました!

 

この記事では、私がどのようにしてあの一枚の静的な合成画像を、生命感あふれる動画に変えたのか、そのプロセスを一歩一歩シェアしていきたいと思います。

 

ステップ1:AIとの「ブレインストーミング」で、創作の方向性を決める

私の目標は明確でした。この静止画を動かすこと。でも、どう動かせば最も「エモい」感じになるでしょうか?

 

最適なプランを見つけるため、私は再びAIという創作の相棒に助けを求めました。私の核心的な要望を伝えたのです。**「ポイントは、光るエルフの女の子が小道を歩いていることです。この画像を動画にしたいので、何かクリエイティブなアイデアを考えてください」**と。

 

AIはすぐに「静寂の散歩」「生命の運び手」「光より生まれ、夢へと去る」という、スタイルの全く異なる3つのプランを提案してくれました。

 

考えた末、最終的に元の画像の静かな雰囲気に最も忠実な**アイデア1:『静寂の散歩』**を選びました。それが私の最初のインスピレーションに完璧に合致していたからです。

 

ステップ2:コアコンセプトの生成

 

方向性が決まったので、次のステップはこのアイデアをAIが正確に理解できる指示(プロンプト)に具体化することです。

 

"A photorealistic, cinematic video starting from a still image of a serene garden with modern houses. A gentle breeze rustles the leaves of the trees. An ethereal girl, drawn from lines of pure light, walks gracefully along a stone path. Tiny particles of light trail behind her. The camera smoothly follows her from a low angle. Golden hour lighting, peaceful and dreamlike atmosphere."

 

ステップ3:複数モデルでの試行と最終的な成果の公開

明確な指示が固まり、いよいよ最もエキサイティングな実験段階に入りました。私は同じプロンプトと元の画像を、現在最先端のAI動画モデルである Sora2、Veo 3.1、Kling v2.5、そして PixVerse v5 にそれぞれ入力してみました。

 

各モデルが、この「静寂の散歩」というシーンに対して独自の解釈を提示してくれて、その過程はまるでサプライズボックスを開けるようなワクワク感に満ちていました。何度も比較検討を重ねた結果、特に私の心を掴んだVeo 3.1Kling v2.5が生成した、2つの動画を選び出しました。

 

言葉はこれくらいにして、早速結果を見てみましょう!

 

Veo 3.1で生成された動画:

 

Kling v2.5で生成された動画:

 

2つの動画、2つの異なる驚き。自分のアイデアがこれほど生き生きと表現されるのを見ると、本当に達成感がありますね!

 

ステップ4:まとめ

一枚の静止画から、生き生きとした動的なシーンへ。AIの進化のスピードは本当に想像を超えています。今回の挑戦は、私の最初の創作アイデアを実現させてくれただけでなく、テクノロジーが私たち一般人に与えてくれる、アイデアを形にするための巨大なエネルギーを実感させてくれました。

 

かつてはプロのアニメーションチームが数週間かけていた作業が、今や私たちも少しのインスピレーションと数行の指示で、その第一歩を踏み出せるのです。

 

クリエイターにとって、本当に素晴らしい時代になりました!^^