真実は1つでも、その捉え方は何通りもあるのでしょう。
同じものを見ていても、見方によって、異なるものに見え、異なるものに感じるのでしょう。
事務所、ジェシカ、双方の公式コメントが発表され、
様々が議論がなされていますが、
これは結論が出ないものに感じます。
事務所側の人々から見れば、
事業開始時期や
少女時代の活動優先の約束を守らなかったジェシカが、
約束を破り、身勝手な判断をしたのだと。
ジェシカ側の人々から見れば、
事業について何度となく理解を求め、
事業と少女時代活動の並行の許可を事務所から得たのにもかかわらず、
突然の脱退通告はひどすぎると。
聞く人の気持ちや考えによって、
真実の見え方は変わりますから、
みんなが納得するような結論は出ないはずです。
自分自身のやりたいこと、結婚やこれからの自分の人生を考えたら。。。
少女時代である前にひとりの人間として。
返す言葉はありません。
デビュー7年。
練習生期間を含めると、もっともっと長い時間を費やして、多くのことを犠牲にしてたどり着いた今。
メンバー全員が同じ境遇にあり、
気持ちがわかるからこそ、
ジェシカの事業開始にも8人は祝福したのでしょう。
(一部ではジェシカの結婚予定についても8人は祝福したとあります。)
ジェシカも8人もまさかこんな事態になるとは予想もしていなかったでしょう。
ジェシカには、自分の背負っているものの大きさに気付いてほしかったです。
他のメンバーも少女時代に自分の時間や人生を捧げてきたことに変わりはありません。
みんながやりたいことを我慢してきたはずです。
事業を始めるときに、少しでもその思いがあれば、また別の道があったのかもしれません。
事務所には、ジェシカの気持ちを理解する努力をもう少ししてほしかったです。
演技をしたいメンバーはドラマや映画を通して自己表現。
歌で想いを伝えたいメンバーは歌うことを通して自己表現。
ファッションが好きなメンバーはファッションを通して自己表現。
ただ、お金がからむと事務所は黙っていない。
それが個人事業となれば、なおさらです。
お互いが歩み寄る道はなかったのか。
9月30日の中国でのファンミーティング。
メンバーの涙を見るかぎり、
今回の件は本人達の望んでいない結果になったことは間違いありません。
「グループから出ていけ」と言ったように報道されたりもしていますが、
そんなことを言ったメンバー達が涙を流すはずはありません。
ブランド設立で得られるものより、失ったものの価値は大きい。
8人、ジェシカ、そしてソウォン。
みんな傷つきました。
こんな結果になってしまったことが悲しくて、悔しいです。
少女時代(9人)を愛するソウォンのひとりとして、
ただただ悔しいです。