のろいカビゴン被害者の会 -2ページ目

のろいカビゴン被害者の会

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ASIA CUP2015で
順位10位
順位1差でASIA CUP本戦に出場することがかなわず・・・

ジャパンカップ2015で
最終27-6 1791(33位)
順位2、レート2差で日本代表決定戦に出場することがかなわず・・・

という悲しみを背負った構築です。

2.この構築を組むに至った経緯について
構築だけ見たい方は飛ばしてください
当時ガルーラ+スイクンorサンダーやリザードン+エルフーンの追い風スタンが大流行していました。
これらに対抗するために、
1.お互いに追い風をかけた状態から素早さを抜く 2.この指とまれや怒りの粉要因を複数入れて、高火力広範囲ポケモンの隣に置き、縛り状態を解除しつつ攻撃を通す 
3.追い風なんて悠長なことをさせない高火力ポケモンを先発で2体並べる
4.トリックルームで追い風されようが確実に上から殴る

という戦術を考えつきました
2、3はどういう型の相手にも安定させることが不可能で、
1は最速ガルと追い風を使用している人が案外多く、同速勝負の運ゲーになってしまうことから避けました。
4が一番安定して強そうだなあと思い トリックルームパーティを作ることに決めました。

しかし、こちらには、ガルーラドーブル構築や、トリックルームに合わせてでてくるモロバレルに弱いという弱点がありました。

前者に関してはマジックコート+ガルーラに強いポケモンでなんとかなるのに対して、
後者はそれっぽい対策にシュバルゴ、メガバクーダ、ユキノオーがいましたが、シュバルゴは確1で落とせるわけでもない、メガバクーダは晴れ噴火のイメージしかなかったため、先制技がひたすらとんでくる環境で弱い、ユキノオーはメガでも同速勝負に負けると隣を眠らせられてしまうのが辛いと考えから、下からモロバレルを倒すことは諦め、スイッチトリパに走っていたところ、
ある日あんぐらオフの動画でメガクチートとメガバクーダ両採用の構築を見て突然にインスピレーションが湧きました。

「クチートを主軸にして、メガバクーダを相性補完として採用する。」

シングルではこのクチートバクーダ構築はよくあるみたいでしたが、さっぱりだった僕には思いつきもしませんでした。

この2体から始め、あとはトリパの苦手なリザードン、キリキザン等に強いハリテヤマ、ポリゴン2やクチートバクーダと相性のいいサザンドラ、モロバレルを採用しました。

ーかなり長くなりましたが、ここから構築記事です。ー
3.使用構築
ハリテヤマ@とつげきチョッキ


意地っ張りA252D4S252 厚い脂肪
猫騙し/インファイト/ヘビーボンバー/岩雪崩

このポケモンのよいところは
サポート猫騙し要因でありながら、ガチトリパの苦手なリザードン、キリキザン、トリパミラーに強いことだと思います。

トリパ相手はズルズキン、フレフワン、ユキノオー、バクーダ等に有利で、中速なので初手でだし、上を取り、トリルを張られた場合、後続で下を取るという動きがしやすいためです。

このハリテヤマを準速にしている理由は、
役割的にトリルサポートをして瀕死あるいは後続と交代、トリルが切れた頃に再登場
相手の初手次第ではトリルを張らずに戦うといった感じで、非トリル下で動くことが多く、

Sに降っても、ガルーラサザンドラヒードラン等下を取りたい相手には下を取るでき、ニンフィア、モロバレル等、上を取りたい相手には確実に上を取ることができることができるようになるので役割遂行しやすくなります。

とまあ色々書きましたが、相手パーティに居たら高確率で初手で出てくる組み合わせ、ガルーラニンフィアを、ハリテヤマポリゴン2出しで、環境にうじゃうじゃいる構築相手にイージーウィンすることができることが一番の強みですかね。

あとは、ファイアローからブレバくらってもHP73ダメージを与えるゴツゴツメット的役割として使うのも十分仕事してると思って強気に攻められたのがよかった。

ポリゴン2@輝石

のんきH244B100D164 ダウンロード
マジックコート/冷凍ビーム/めざめるパワー(地)/トリックルーム

 
トレースからのダウンロード対策で(ポリゴン2とハリテヤマもしくはバクーダのBの和)>D

まず特性はトレースと比較してかなりの頻度で火力が1.5倍になるダウンロードの方が強いと思っているのでダウンロードにしました。
(ダブルバトルではこのポケモンの使用率の低さからダウンロード対策をしている人が少ない)

耐久面は調整する必要がなかったため、トレースメガサーナイト対策でダウンロード対策配分。

トリックルームを張れるポケモンがこのポケモンのみのパーティなので、トリルを貼れずに瀕死になることを避けて耐久よりにしました。

マジックコートは
挑発持っている可能性がある相手にとりあえず初手で打つ
(持ってたら必ず打ってくるし、仮に持っていなくて1ターン無駄になったとしてもよくいる挑発持ちは低火力なので2ターンに集中攻撃をされても耐えてトリルを貼ることができる。)

ガルーラドーブルがいたら必ず出してくるので、クチートポリゴン2を出して、逆に狩ることができるようになります。
(もしも、この初手でドーブルがキングシールドからはいるなどして、マジックコートがあることがバレてしまっても、マジックコートを連打することでドーブルとポリゴン2を両方とも置物にして、擬似的にクチートvs地震のないA-1ガルーラの対面を作り出すか、ドーブルが変身してポリゴン2クチートvsA-1メガガルーラ×2の対面ができどちらにしても有利を取ることができます。)
 
エルフゲンガー相手にアンコトリルを防ぎ、さらに守る手助けとは違い、隣の妨害をするか、ポリ2を無力化するかの選択をせまることができる。

ボルトロスが隣を威張った後に打つことで次にポリゴン2にくる威張るを跳ね返す
など色々な使い道があります。

クチート@メガ石

勇敢H252A252B4 威嚇
じゃれつく/岩雪崩/不意打ち/守る



よくあるトリルクチート
じゃれつくといわなだれを採用することでトリル下でキツい環境ポケモンはヒードランとモロバレルくらいになります。

サザンドラ@眼鏡

控えめH100B156C252 浮遊
悪波/流星群/大文字/とんぼ返り



調整
補正なしメガガルーラのけたぐりを最低乱数を切って耐え

主にロトムやクレセリアを処理するのが役割です。
特にSを振る理由も、最遅にする理由もみつからなかったため耐久面を強めにしました。

とんぼ返りは、主に滅び対策や時々メガゲンガーにも使用するため採用。
それぬきでも、この型のサザンドラと相性がよいです。

バクーダ@メガ石 ハードロック
冷静H252B4C252
熱風/大地の力/身代わり/守る
{FDF09B21-8082-4CA2-9831-628E3902A932:01}

クチートが出せない時に出す系バクーダ
この構築のエースでもないし、
6世代はひたすら先制攻撃が飛んでくるゲームなので噴火は採用しない方向で、

岩技かその他か迷いましたが、岩技は対リザYは晴れ熱風した方が強い、対ファイアローは隣のポケモンで処理するか、熱風+自爆ダメージで処理できることが多かったので不採用。

メガバクーダの弱いところである、両守るされてトリルターンを稼がれて、上から殴られて負けるという展開を少しでも減らすために身代わりを採用しました。

モロバレル@命の珠
冷静H252B4C252 胞子
エナジーボール/ヘドロ爆弾/キノコの胞子/怒りの粉

 
トリルHC珠バレル
ポリゴン2などの低火力ポケモンと並べても削りにいけるように珠を持たせた型です。

4.基本選出
基本的にハリテヤマポリゴン2でだして問題なければ、ハリテヤマポリゴン2を先発にだします。

後続はクチートがキツい相手がいなければクチート+サザンドラorモロバレルで選出
いた場合は基本的にバクーダ+モロバレルで選出

あとは流行っていた構築の対処方法など簡単に紹介
まずは
vsガルーラスタン
ニンフィアがいればほぼ間違いなく出てきます。
でてきた場合はほぼ勝ちです。
この場合は

1Tガルーラ→ポリゴン2に猫騙し、ハリテヤマ→ニンフィアに猫騙しの展開になり、
2T目ニンフィアに準速ハリテヤマのヘビーボンバー ポリゴン2はトリルを選択とすることで、
場は
HP満タンのガルーラ+瀕死のニンフィア(裏はスカーフランドロスやヒードランがいる可能性が高い)
HP満タンのハリテヤマ+体力半分以上のポリゴン2
トリックルーム(残り4ターン)
というほぼ勝ち確の状態を作り出すことができます

仮に1ターン目でハリテヤマに猫騙しが来たとしてもハリテヤマが倒れ、トリルクチートを出すことができます。

次にガルーラゲンガーorボルトロスが来た場合
大体挑発を打ちにきているのでハリテヤマでガルーラにインファイトを選択しつつ、ポリゴン2はマジックコートを選択 

これで相手がハリテヤマに猫騙しをしなかった場合は少ないダメージでガルーラを落とすことができ、
ハリテヤマに猫騙し ポリゴン2に挑発ならばガルーラの隣のサポートポケモンを置物にしつつ、トリル状態での守るも封じ、次のターン安全に確実にトリルを貼ることができます。

ハリテヤマに猫騙し ガルーラの隣が普通に攻撃の場合では挑発を持ってないことが分かり、ハリテヤマをクチートに交代して 1、2T目の攻撃を合わせてゲンガーのヘド爆もしくはボルトロスの10万ボルト×2+ガルーラの猫騙し+A-1捨て身タックル集中攻撃程度なら耐えてトリルをはれます。

ガルーラガッサ
ポリゴン2眠らせてもらって、当たり前だけれど、起きたターン必ず動けるのでそこでトリルを貼るといった動きをします。
ハリテヤマポリゴン2+クチートモロバレルの選出
相手はハリテヤマに猫騙し、ポリゴン2にキノコの胞子が安定するので、
ハリテヤマをクチートに交代、ポリゴン2はトリックルームを選択
→クチートをモロバレルに交代 ポリゴン2トリックルーム
→ここで起きなければモロバレル キノコの胞子or 怒りの粉 ポリゴン2トリックルームと選択
といった風にトリルを貼ります。

vsバンドリマンダ等
突然ジャパンカップで出てきた構築ですが、
超有利マッチングです。ハリテヤマポリゴン2で猫騙しトリル展開から例えばバンギラスが守ったあとはランドロスやボーマンダがきても大丈夫なようにインファイト+れいとうビームを合わせるなどして、1体ずつ確実に頭数を減らしていくプレイングをすれば安定して勝てます。

vsサナバレル
サザンドラなども入っている型が多いですが大体サナバレル選出できます。
結構辛いマッチングです。
選出は初手バクーダ+ポリゴン2 裏モロバレル+ハリテヤマorサザンドラで

サナバレルが来た場合の選択は熱風+トリックルームで
バクーダがS種族値40の最遅なので、モロバレルがトリル対策の最遅でなければバクーダに胞子 次のターンにポリゴン2にも胞子をうたれて負けてしまいます。
もしくは封印トリックルームをされてしまうときつくなります。

vsエルフゲンガー+テラキ
キツイようにみえて結構勝率が高く有利な気がします。
初手はサザンドラ+ポリゴン2 裏にクチートモロバレル
大体はエルフゲンガーがきます
この場合は
ゲンガーにあくのはどう+ポリゴン2がトリックルームと選択
ゲンガー守る エルフーン挑発がキツイですが
挑発の採用率もさほど高くなく、トリルを張られてもどうとでもなるのではないかという考えからか両守るやエルフゲンガーで嘘泣きヘド爆をサザンドラに打ってくる場合がほとんどでした。

両守るの場合はゲンガーにあくのはどう+マジックコートでゲンガーは引くか瀕死となり、トリルを残しつつ、交代も可能な状態がつくれます。

サザンドラに嘘泣きヘド爆の場合はクチートを出していわなだれ+マジックコートを選択、次のターンいわなだれ+ゲンガーにれいとうビームと選択していき、裏からでて来たテラキオンやランドロスを適切に処理していけばなんとかなります。

VSリザYスタン
ハリテヤマポリゴン2+クチート+サザンドラ(orモロバレル)
モロバレルがいればバクーダ入りで出しますが、モロバレル入りリザYはあんまりいないので大体この選出。
猫騙し要因がいなければ、猫騙しトリル
リザYエルフーンにはいわなだれ+リザYにれいとうビーム
マニューラリザYには
1T目ハリテヤマ→リザYに猫騙し おそらく相手はマニューラ→ポリゴン2に猫騙し
2T目ポリゴン2にはたき落とす+オーバーヒートで気持ちよくなりたそうな顔をしていると思うのでいわなだれを選択しつつポリゴン2を裏にいるモロバレル(かクチート)に交代して犠牲になってもらいます。
死に出しでポリゴン2を出して、次の攻撃を耐えてトリックルームをはります

感想
こんな感じで○○を誘って狩る戦術や、あらかじめ選択を決めておいて試合中他のことを考えられたのがよかったかなーと思いました。

以上で構築記事を終わります。
なにかあればリプライください
@kaki_no_tane03