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■対応機種:iphone6  iphone6 plus

■カラー: 6色

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※パソコンの環境によっては写真の色味が実際の商品と少し異なる場合があります。ご了承下さい。

※携帯本体は付属いたしません。

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登場した当時は「わざわざアンプを持ち歩くなんて」という、“キワモノ”的な目で見られたポータブルヘッドフォンアンプ。しかし、屋外で少しでも良い音を楽しみたいというイヤフォン/ヘッドフォン市場の盛り上がりに伴い、ポータブルアンプも安いものなら数千円、上は10万円以上まで、バリエーションも多彩に。オーディオファンにとってはすっかりお馴染みの製品になりつつある。

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 ……なりつつはあるが、まだ、誰しもがスマートフォンやポータブルオーディオプレーヤーにポータブルアンプを接続して持ち歩いているわけではない。存在を知ってはいるし、興味はあっても、「あんなに大きな黒い箱を持ち歩くのは面倒そうだ。スマートじゃない」と食指が動かない人も多いだろう。

 そんな中、一見するとポータブルアンプに見えないほどカッコイイ製品が登場した。OPPOから3月に発売された「HA-2」だ。特徴は一目瞭然、“薄い”事。金属筐体にはブックカバーのような革のパーツも取り付けられており、知らない人が見たらアンプだとわからないだろう。ジャケットの内ポケットから取り出し、喫茶店のテーブルのノートPCと共に置いたりなんかしたら、“絵になる”アンプだ。
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 このアンプと共に、シンプルでシックなデザインのポータブルヘッドフォン「PM-3」も登場した。価格はどちらもオープンプライスで、店頭予想価格はHA-2が39,000円前後、PM-3が55,000円前後。PM-3はブラックとホワイトのカラーバリエーションを用意している。

 外観や薄さの話だけでは、アンプもヘッドフォンも“デザイン重視”で“音や機能は二の次なのでは?”と思われるかもしれない。しかしこの2機種がユニークなのは、カッコイイのに“やたらとマニアック”な点だ。

 なお、2004年に設立されたOPPOは、米カリフォルニア州のマウンテンビュー(シリコンバレー)を本拠地としているメーカー。もともと、他社へのBDプレーヤーやBD再生メカのOEM供給などを行なっており、そこで技術力を高め、低価格ながらクオリティの高いBDプレーヤーを自社ブランドで発売。ESSのDACを搭載し、アシンクロナス伝送に対応したUSB DACも搭載した「BDP-105」などで、人気ブランドの仲間入りを果たしたのはAVファンにはお馴染みだろう。2014年にはUSB DAC付きヘッドフォンアンプ「HA-1」とヘッドフォン「PM-1」でヘッドフォン市場にも参入。今回のHA-2とPM-3でポータブルにも展開するという流れだ。

■ アンプに見えないアンプ「HA-2」
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 まずはポータブルアンプ「HA-2」から見ていこう。特筆すべきは12mmという薄さ。外形寸法は157×68×12mm(縦×横×厚さ)、重量は175gで、イメージとしては5インチディスプレイのスマートフォンを一回り小さくした感じだ。

 筐体はアルミ製で、触るとひんやりと冷たくて高級感がある。だが、大部分が本革製のカバーで覆われているので、手に持った時に“冷たい”とは感じない。革が柔らかくてしっくりと馴染み、薄さも相まって非常に持ちやすい。重ねたプレーヤーやスマホを傷つけない役割もある。通常の箱型ポータブルアンプの場合は、「掴む」とか「持つ」という感じだが、HA-2の場合は薄いので「つまむ」感覚だ。

 これだけ薄いと、スマートフォンやウォークマンと重ねてもまったく持ち歩きが苦にならない。ジャケットの胸ポケットに、2つの機器が楽に入り、外から見てもポケットが出っ張らない。ポータブルアンプ利用者には、プレーヤーとポタアンを一緒に収納でき、腰などにぶら下げるポーチを使う人が多いが、HA-2の場合はあまり深く考えず、上着のポケットに突っ込めるのが何よりの強みだ。
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 デザイン的には、上部にボリュームつまみを備えているのも特徴。回すと電源がONになり、そのまま回していく事でボリュームがアップする。金属製のつまみはひんやりと冷たく、電源がONになった時の「カチッ」という音や、つまみの回転の滑らかさは高精度で気持ちが良い。時計の竜頭を回しているような気分だ。

 なお、音量コントロールはDACチップ内蔵の32bitデジタルボリュームと、ボリュームノブによる精密アナログポテンショメーターの組合せで制御しているそうだ。
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 上部にはステレオミニのヘッドフォン出力、アナログ入力が各1系統。底部にはデジタル入力として、USB A、マイクロUSB Bが各1系統あり、上部のアナログ入力も含め、入力系統を選択するスライドスイッチも備えている。

 デジタル接続可能な機器はiPhoneなどのiOS機器、Android、PCだ。注目すべきはiOS機器、AppleのMFi認証を取得しており、カメラコネクションキットを使わず、付属のLightningケーブルを使ってダイレクトに接続できる。もちろん、「HF Player」などのアプリを使えば、ハイレゾ楽曲の伝送?再生も可能だ。追加の変換ケーブルが不要で、薄型デザインや可搬性の良さというHA-2の利点を損ねていないのは嬉しい。

 Android端末の場合は、USB OTG(USB On-The-Go)機能、USB Audio Class 2.0をサポートするAndroidデバイスと接続できる。こちらもハイレゾ再生対応アプリと連携できる。また、Android端末で本体のみでデジタル出力が可能な機器は、Android 5.0採用端末、ソニーのXperia Z3/Z3C SO-01G/02Gなど、サムスンのGalaxy Note Edge SC-01Gなど、富士通のArrows NX F-02Gなどだ。

 ウォークマンのWM-ZX/F880/A10シリーズでは、別売のソニー製専用ケーブル「WMC-NWH10」を介する事でデジタル接続が可能になる。

 据置型BDプレーヤーの印象で「OPPOと言えばESSのDAC」というイメージがあるが、HA-2でもやはりESSのDACを搭載している。型番は「ES9018K2M」だ。据置型のDAC/ヘッドフォンアンプ「HA-1」にも搭載されている「ES9018S」をモバイル用にチューンしたバージョン。「HA-1」のポータブル版として「HA-2」が開発された事を伺わせる。

 DSDは11.2MHz、PCMは384kHz/32bitまでのデータに対応。DACの機能面で不足を感じるところはほぼ無いだろう。

 ヘッドフォンアンプ部には、ICとディスクリート部品のトランジスタで構成されたAB級アンプを採用。出力段もディスクリート構成で、マッチドペアの選別品を使用するなど、マニアックな構成だ。最大出力は300mW(16Ω)、220mW(32Ω)、30mW(300Ω)。推奨ヘッドフォンインピーダンスは16~300Ωと、薄型だから非力という事は無い。

 バスブースト機能も備えているが、これをディスクリート構成の完全アナログ回路で処理している。これにより、バスブースト利用時も高い音質を実現しているとのこと。ゲインもハイ/ローの2つから選択でき、ハイモードでは16Ω負荷で最大300mWを供給できる。また、ローゲインモードでは高感度なイヤホン、カスタムイヤモニターなどを想定してチューニングしたとのことだ。

 バッテリは3,000mAhのリチウムポリマーバッテリを搭載。USBデジタル入力では約7時間、アナログ入力では約13時間の利用が可能。充電所要時間は約1時間半だ。また、ユニークな機能として30分で70%までの充電ができる「ラピッド?チャージ」を搭載。「朝の通勤通学時に使おうと思っていたのにバッテリが無い!」という時でも、朝ごはんを食べながら充電すれば十分使えるだろう。

 さらに、HA-2のバッテリから、スマートフォンなどを“おすそわけ充電”も可能だ。薄い製品なので、ぶっちゃけヘッドフォンを使わない日でも、モバイルバッテリとしてポケットやカバンに常備していても邪魔にはならないだろう。

■ 一見シンプルだが、中はマニアックなヘッドフォン「PM-3」

 見た目のインパクトで「HA-2」が目立つのだが、個人的には「PM-3」も「おおっ!」と身を乗り出すタイプの注目ヘッドフォンだ。

 ポイントは、内部のユニットが平面磁界駆動方式である事。一般的なダイナミック型ユニットは、お椀のような形の振動板が、前後に動いて音を出すが、平面磁界駆動方式では平らな振動板になる。

 PM-3の振動板は、7層ポリマー構造。この振動板の両面に、渦巻き模様のようにアルミ導体がエッチングされており、それを磁気回路でサンドイッチして駆動する……という仕組みだ。普通のユニットでは、振動板の全体が均一に動かず、分割振動して周波数特性が悪化するが、平面磁界駆動方式では振動板全体で均質な振動ができるため、低音から高音までフラットな周波数特性が実現できるとされている。また、両面に駆動コイルを搭載することで、強力な駆動力と応答性を実現している。

 OPPOはこれまでも、PM-1、PM-2として平面振動板ヘッドフォンを発売しているが、いずれも開放型だった。PM-3は密閉型となり、なおかつ小型化。外でも使えるポータブルヘッドフォンになったのが特徴だ。ユニットの口径もPM-1とPM-2は85×69mmの楕円形だったが、PM-3では真円の55mm径になっている。

 なお、平面振動板ヘッドフォンには昔から能率が低いという弱点があるのだが、OPPOの製品は他社と比べて高能率であるのが特徴。磁気回路にネオジウムを使っているほか、FEM(有限要素法)解析により、形状や配置を最適化する事で、出力音圧レベルを高めているそうだ。

 ポータブル用途となると、室内向けと比べ、非力なアンプでドライブする場面が増加するが、PM-3では感度102dB/1mW、インピーダンスは26Ωとなり、普通のプレーヤーやスマートフォンとも組み合せやすくなっている。再生周波数帯域は10Hz~50kHzとワイドレンジだ。

 イヤーパッドは音響特性と肌触りを両立したというものを採用。装着してみると、側圧は強めで、ガッシリとホールドされる。しかし、パッドが分厚くて柔らかいため、耳の周囲にかかる圧力はソフトだ。1時間ほどつけっぱなしにしていたが、特にどこかが痛くなるという事はない。キッチリ耳の周囲にイヤーパッドを押し当ててくれるので、耳の下側に隙間ができるような事もなく、遮音性は良好。ケーブルを含まない重量は320gだ。
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 ケーブルは片出しで着脱も可能。ヘッドフォン側の端子はステレオミニ。3mと1.2mのケーブルを同梱する。なお、このケーブル関連については1つ見逃せないポイントがあるので後述しよう。

■ 純正組み合わせで

 まずはHA-2 + PM-3の純正組み合わせを試聴。Windows 7のPCとUSB接続し、foobar2000を使い「藤田恵美/Best of My Love」(96kHz/24bit/WAV)を再生する。

 音が出た瞬間にわかるのは、PM-3の分解能の高さだ。PM-1を以前レビューした時にも感じた事だが、平面振動板ヘッドフォン特有の繊細なサウンドは、普通のダイナミック型ヘッドフォンとは一味違う。

 中低域には量感がありながら、高分解能でピアノの左手など、低音の中の動きが良く見える。中高域の抜けも良好で、付帯音はまったく感じられない。全体域に渡って見通しが良く、ヴォーカルの口の開閉、パーカッションのエッジ、ギターの弦の動きなど、本当に細かな音が意識を集中しなくても聴き取れる。

 オーディオに詳しい人は、エレクトロスタティック型のスピーカーや、スタックスが手掛けているコンデンサ型ヘッドフォンを想像すると、あの音に近い。音の1つ1つが細かく、女性ヴォーカル+ピアノのようなシンプルなアコースティックの楽曲では、ゾクゾクするような生々しさがある。ハウジングは密閉型なのだが、抜けの良さも相まって、よく出来たオープンエア型ヘッドフォンを聴いているような開放感がある。
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 面白いのは、かといって「線が細くて弱々しい音」ではない事。低域には音圧がしっかりとあり、アコースティックベースの張り出しが「グォーン」と頭蓋骨を揺するような迫力で迫ってくる。これはPM-3の再生能力が高いのと同時に、ドライブしているHA-2の特徴でもあるだろう。

 先程、HA-2は“据え置き型ヘッドフォンアンプ?HA-1のポータブル版”がコンセプトと書いたが、音もまさにその通りで、HA-1と似ている。繊細で分解能が高い一方で、中低域は肉厚でパワフル、情熱的な描写もこなしてみせる。DSD楽曲を再生すると、DSD特有の滑らかな“アナログっぽい”音の表情がキチンと伝わってくる。

 外見がソリッドなので、てっきりシャープで冷たい音がするのかと想像していたが、良い意味でそれを裏切ってくれる。やはりこのくらい中低域をシッカリ出してくれると、“ポータブルアンプを追加した醍醐味”が味わえるというものだ。

 ちなみに、ゲインを「ハイ」に設定し、ボリューム値「2」にしただけでPM-3から十分な音量が出る。「3」まで回すと、大きくなり過ぎだ。最大ボリュームの「5」まで使う事はないだろう。HA-2のドライブ力の高さと、PM-3が平面磁石振動板にしては高能率な事が良く分かる組み合わせだ。

■ 他社製品とも接続
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 他社のヘッドフォン/イヤフォンもドライブしてみよう。HA-2にソニーの「MDR-1A」を接続する。「茅原実里/NEO FANTASIA」から「この世界は 僕らを待っていた」(翠星のガルガンティ識者やガジェットギークの間では「iPhoneとAndroid端末の性能差が以前ほどなくなっている」だとか、「背面のDラインのデザインが美しいと思えない」なんて言われて久しいが、一方で全世界的には売れまくっているのは間違いない。

関連写真リンク
アップルはiPhoneを直近3ヵ月で6100万台出荷、しかし日本の売上は低下している

写真:週アスPLUS

 米アップルが4月27日(現地時間)に発表した2015年第2四半期の業績発表(Financial Result)によれば、2015年第2四半期のiPhone販売台数は6117万台にのぼる。それによって得られた売上は400億ドル(=円換算4兆円以上)。莫大な出荷台数と金額だ。
 
 iPhone5sを出荷していた昨年同期比ではより出荷台数が増えるのは不思議じゃないが、それにしても出荷台数ベースで40%増、売上ベースて55%増というのは、「アップル強し」を改めて印象づける数字といえる。
 
 しかし地域別にみると、こと日本での状況は気にかかる。出荷台数ではないうえに、あくまで、MacやiPhoneやiPadやその他サービスまで含めた売上の比較だが、日本ではiPhone5sなどで戦った昨年同期比で15%下がっている。
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 ちなみに、昨年同期比で売上がマイナス成長だった地域は、業績発表シート中の5地域のなかでは日本が唯一だ。
 
 この売上マイナス15%の内訳が、iPadの不振によるものか、iPhoneなのか、それともほかの要因なのか、為替要因なのかは気にかかる。AppStoreやiTunesStoreの国内状況が大きくネガティブに働いた可能性は限定的であるように思う。
 
 というのは、これらサービス系だけの全世界の売上は直近四半期で約50億ドル。一方、「日本全体」の直近四半期の売上は34億ドル。サービス系の収支が影響を与えたとすれば、サービス系に占める日本の売上影響力が大きすぎる印象がある。
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 日本国外に目を移すと、アップルが次に考えているだろうことも数字で透けてみる。中国だ。中国市場に注力しているのは、iPhoneについての保証規定変更について謝罪したり、2014年10月にティム?クックCEOが中国を再訪していることからも明らかだが、今回の売上を見ても、中国市場は昨年同期比で71%増。また、iPhone 6/6 Plusの発売タイミングからすれば不利になる2015年度第2四半期(1月~3月)の売上でも、第1四半期に比べて4%増と、全地域のなかで唯一売上成長しているのが中国だ。
 
 おそらく6月8日開催のWWDCでは中国市場の堅調ぶりについて盛大にアピールすることになるだろう。そして2015年度は中国市場をより強固にするための施策も打ち出してくるに違いない。
 
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