より良い日本と子供達の未来のために。

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北朝鮮による拉致事件の被害者救出の署名活動や拉致事件啓発の為のネットラジオ運営。

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4、【北朝鮮によるテロの育成 】
①金日成主義にみられる特殊な「領袖」論
「人民大衆は領袖の指導を受ける=領袖が人民を指導する=領袖という個人が歴史を作る=領袖という個人が変われば歴史が変わる」

②金日成主義にみられる非人間的な絶対的忠誠論 
人間の生命の中心が脳髄にあるように社会的政治的集団の中心は、その集団の最高頭脳である領袖。
生命の中でも肉体的生命よりも社会的集団の生命が最も重要であるとして、社会的政治的生命の最高頭菌の「領油」に対する絶対的な忠蔵が説かれている。 「『領袖』のために命を捨てろ、逆に「領軸』を倒せば社会が変わる」という金日成主義の 『領袖』にテロリズムが合理化される根源をみることができる。北朝鮮の女生徒が得意げに「両親がこの世にいなくても生きていけるが、主席がいなければとても生きていけない」と訪者に話している。
③北朝鮮が敢行したテロの事例
 最近では、大統空板858便事件(昭和62年11月29日)、ビルマ・ラングーン事件 (「 58年1月9日)のほか、北朝鮮の直派武装ゲリラ事件も多数発生している。また、韓国大統領を目標とした北朝鮮のテロ事件も数回発生している。 

【取材は「紙」から「人」へ】
 こうしてまった資料は、2003年11月末の時点で、 A4版のファイル5冊に上っていた 先にげた資料の中の八尾元店主のくだりは、88年当時の神奈川県警の捜査に基づいた記述も 多いが、八尾元店主は、キム・ユーチョルとの関係などについて当時の神奈川県警の取り調べに対 し、「嘘ばかり言っていた」と著書で述懐しているため、額面通りには受け取れないところもある 。
しかし、そうしたくだりを割り引いても、よど号グループのたちの「外形的」な動きは把握でき

しかし、取材班の長男格である中嶋は、資料の頁を繰りながら、それでも何か腑に落ちない感覚 をり払えなかった。確かに、よど号グループとその妻たちが、説明のつきがたい怪しげな動きを していたことは理解できる。そして、その動きを日本の警察が、早い時期から警戒していたこともよくわかる。でも、なぜ、よど号グループとその妻が「北朝鮮による拉致」に関与することになっ たのか、そのカラクリをすっきりと説明しきるには、手元に集まった分厚い資料だけでは不十分だった。
中嶋は、公安記者経験のある後輩の小貫が、当然のことのように語る「よど号グループの支援者」 に、自分も会って話を聞きたいという思いをますます抑えきれなくなってきた。これまで自分が取材してきた経済事件の関係者とは、まったく異質の行動基準で動いているであろう人たち。なぜよ よど号グループを支援するのか、また、そもそもよど号グループとはどのようなグループなのだろう か、自分の中で湧き上がる疑問は、まず「人」の肉声によって解消していきたい。
 また事件報道では、「犯罪者」に極めて近い人物、「犯罪者」がなぜ事件を起こしたかを語れる 「関係者」をあらかじめ見つけてインタビューを撮るのは、必須作業ではないか。拉致問題の取材 といっても、ある種の事件取材である。ペーバーだけで番組ができるわけではない。取材班は、よ タグループの「支援者」へのローラー取材を始めた。


【元赤軍派議長・塩見孝也氏 】

まず、春原と小貫が、よど号グループの「同士」で赤軍派の議長をしていた塩見孝也の話を聞くことにした。話を聞くといっても、直接の取材ではなく、塩見氏が新宿区内のホールで開いた まず、集会に出かけたのである。
塩見氏はよど号ハイジャック事件の共謀共同正犯として有罪判決を受け、89年に服役を終えた 後、何度も北朝鮮を訪れている。そして、幾つもの著書を上梓する中で、よど号グループに好意的 な陣を張ってきた。しかし、その塩見氏自身が、日朝首脳会談後の十月になって、月刊誌に「よど号グループのメンバーから




続きます