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子供の頃、手にした星を大事に大事にもって帰った。
部屋の中に浮かべるため、夜空の真下で眠るため、走って帰った。
自分の部屋に入った瞬間、待ちきれない気持ちとは裏腹に『そ~っと』手を開いた。
だって落としてしまったかもと...不安と悲しさとキタイが入り混じって、そうするしかなったから。
不安と悲しさという感情を裏切ることなく、手にしたはずの星は私の部屋には浮かばなかった...
大事に大事に急いで急いで急いで帰ったのに。
あれから一度も星を手にする事すら出来ていない。
あの日のきらきら星はお空に浮かんで私を見ているような気がする。
そう願っているのだ。
とても寂しいから。
そう願っているんだ。