おさげがかわいらしいフランス・ギャル(当時24歳)の「アリババと40人の盗賊」でおなじみのヒットパレードで、若き日のエディナ・ポップ(当時29歳)が歌声を披露している。
カーニバルを題材にしているだけあって、なかなかに軽快な良曲である。

この9年後、ジンギスカンの一員となるのだから、人生とは分からないものである。
アンニ・フリードでさえABBAを結成した時は、27歳だったことを考えると、38歳での再出発というのは随分と勇気が要ったことだるう。

メガネがトレード・マークだったらしいが、
今年(2016年)38歳になったメガネをかけた女性歌手といえば、つじあやの奥華子である。
特に他意はない。

因みに、題名が似ているが、先日紹介した「ブラジリアン・カルナバル」とは別の曲である。

また、ジンギスカンには「ロッキング・サン」という曲があり、カザチョク(コサックダンス)というロシア語が出てくる。

カザチョクといえば、ロシアの戦時歌謡である「カチューシャ」を改作したリカ・ザライの「恋のカザチョク」である。
「スペインの平尾昌晃」ことジョージー・ダンや、イタリアのドリー・ゲッツィが同曲をカバーしているが、ドイツ語版をエディナがカバーしている。



この十年後に、「めざせモスクワ」のB面に「ロッキング・サン」が収録されたのである。