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クエント編はやっぱり、違和感あったなぁ。
きっと高橋監督の中でも、
TVシリーズの段階ではまだ「異能者」について手探りの段階で、表現に迷いがあったように感じる。
キリコは、
クエント編の前半で、俺はPSなのか?PSじゃないのか?・・・で悩んでいて、結局後半になりワイズマンから、お前は異能者だと告げられ、「俺が・・・異能者?」みたいな驚きの表情を見せる。
しかし、
時系列的にTVシリーズより前の物語「野望のルーツ」でもペールゼンから、お前は異能生存体だ!・・・と聞かされ、「俺が異能生存体?」みたいなシーンがあったはずで、
更に、
時系列的に野望のルーツとTVシリーズの間の物語「ペールゼンファイルズ」の中では、キリコ自ら「俺は異能生存体だ!」と断言していたはず。
にも拘わらず、
異能者という言葉は初めて聞いた・・・みたいな反応は「ちょっと違うだろ!!」と思っちゃうよね。
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因みに「異能者」とは、
3000年前、一部のクエント人の間で流行した、遺伝子操作により人工的に誕生させていた「天才超人」のこと。
当時のクエントに、
ある天才超人が誕生し、その天才超人は、クエントを宇宙一の惑星にしようと、クエントのテクノロジーを使って自分のような天才超人を量産する。
量産型天才超人とは、
キャプテンアメリカの強靭な体とトニースタークの頭脳を合わせたようなスーパーコーディネイターに、ウルヴァリンの再生能力を少し薄めた能力と、ニュータイプ(危険を察知する能力)の親戚みたいな、危険の方が避ける能力・・・などを合体させたような、特殊な能力者のこと。
そうして誕生した
異能者の集団は自らを「神」と名乗るが、一般のクエント人から見れば、神でも悪魔でもなくただの「怪物」なので、彼らを恐れる一般クエント人によって、惑星クエントから追放されるに至った。
ところが、
一部の異能者はクエントの地下に隠れ住み、次の世代に自分たちの思想を継ごうと、地下にあった古代テクノロジーに自分たちの「精神と記憶(=魂)」をデータに変換して保存。魂を移植された古代テクノロジーが意志を持つコンピューターとなり、「ワイズマン」と名乗り始め、3000年前から現代まで宇宙戦争が絶えぬよう、各惑星の主要人物を裏で操作してきた。
それをした理由は、
「天然の異能者」を誕生させ、次の後継者とするため。天然の異能者は永く続く戦争の中から生まれるという計算結果があり、計算通りに「キリコが誕生」するが、キリコは後継者になる振りをして、ワイズマンのデータを(神の能力ごと)消去してしまう。
ワイズマンの死により、
キリコにもようやく幸せと平和が訪れた。
・・・みたいな物語がボトムズ。
この次にビッグバトルを見て、
その次にようやく、
俺の見たいOVAを見れる。
楽しみだ
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