魔神機兵団の日記-チャンピオンRed
ついに連載が始まりました。
赤枠の中をアップにすると、
$魔神機兵団の日記-デビルマン対ゲッターロボ
こんな感じです。
デビルマンは、肌の色が緑色なのでアニメ版っぽいですね。
ゲッターロボも、ゲッターロボ號以降に石川賢先生が描いた
ズングリムックリのチカラ強そうなのと異なり、
なんとなく昭和のアニメ版っぽい懐かしい雰囲気です。
昔の劇場アニメ「マジンガーZ対デビルマン」や、
その後の劇場版シリーズ(マジンガー THE MOVIE)を思い出します。
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第1話人類絶滅!迫る悪魔と恐竜帝国

●解説と感想(を簡単に)
今回は、デビルマンとゲッターロボ…と言うより
不動明とゲッターチーム3人(流竜馬、神隼人、巴武蔵)の出会い、
悪魔(デーモン)族と恐竜帝国の出会いを描いた感じです。
第1話本編には、不動明は出てもデビルマンは出てきません。

いきなりボーイッシュな女の子の裸…と思ったら早乙女ミチル。
どうやら読者サービスキャラかはてなマーク
顔は全然似てないけど、
カチューシャのデザインをアニメ版と同じにしたり、
髪型の下の方が、クルッとなっているところとか、
細かい部分でアニメ版の設定を意識している節があり、
なんとなく好感。

その後、メカザウルスとゲッターの戦闘があります。
その戦闘を見守る女性の裸…と思ったらシレーヌでした。

今回、なぜマジンガーZではなく、ゲッターロボなのか?
少しだけわかった気がします。

悪魔族と、恐竜族の爬虫人類は、地球が原始の時代に覇を競った同士。
悪魔族は氷の中に眠り、爬虫人類は地の底に眠った。
再び世に出ると、地上は人間に支配されていた。
そんな共通する部分が多々あるようです。

「マジンガーZ対デビルマン」の
Dr.ヘルがデーモン族を操る…的なものよりは
一緒に戦う理由が自然な気がします。

でも、不動明とゲッターチームが知り合う理由は定番中の定番。
早乙女ミチルと牧村美樹が幼なじみ…なんだそうだ。

第1話は、悪魔族と恐竜帝国が手を組み、
不動明とゲッターチームが小競り合いをしつつも、
なんとなく仲良くなっていく感じのところで終了。

次号はシレーヌ率いる悪魔族が早乙女研究所を襲う。
入浴中のミチルと美樹が大ピンチ!!

シリアスになりすぎず、真面目にやり取りしつつも、
若干コメディテイストで展開するあたり、普通に面白いです。
一昔前の永井豪作品お馴染みの展開って感じですけど、
(二昔前くらいかな?)
最近の連載作品は、こういうお馴染みの展開が少なかったので、
私は素直に嬉しいです。
永井豪ファンなら、大多数の方が楽しめると思います。
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●なんとなく気になったところ
とりあえず、ゲッターチームも不動明も、敵側も、その他のキャラも
原作版とアニメ版の設定をごちゃごちゃにしたような
でも、そのどちらでもないし、と言って中間でもない。
永井豪オリジナルアレンジ版…といった感じです。

因みに、
ゲッター側は、主役3人の性格はマンガ版的だけど、見た目はほぼアニメ版。
デビルマン側は、見た目はマンが版にしか見えないけど、
表紙の緑色の肌のデビルマンを見る限り、アニメ版の要素もあるらしい。
恐らく、巨大ヒーローが共闘する画を描くためのアニメ版なのでしょう。

ゲッターチームは、全員同じ戦闘服を着て戦っていますが、
アニメ版の企画段階に、似たようなデザインの戦闘服があるので
それを参考にデザインされたのでしょうか?

39ページに、
ゲッターイーグルを、ゲッター1形態に変形させ、整備している画があり、
ゲッターロボサーガ「ゲッターロボ1巻」88ページの画と同じような構図で、
もちろん読者へのサービスだと思いますが、個人的に凄く嬉しいです。
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●妄想
「マジンガーZ対デビルマン」以降シリーズ化された、
劇場作品シリーズのような雰囲気です。
今後もこのノリで楽しく描かれていくようです。

個人的な希望ですが、
全3~5巻くらいで適当に堪能できる長すぎない巻数で描いてほしいです。
そして、適度な人気から、シリーズ化されることがあれば、
次は「獣神ライガー対アイアンマッスル」とかはてなマーク
マジンガーZ対Zマジンガー」とかはてなマーク
それとも、永井豪VS石川賢的な内容にするなら、
マジンガーZ対スカルキラー邪鬼王」とかはてなマーク
あくまでも私の希望です。夢です。
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5/19(水)7月号の第2話…楽しみにしてます音譜