「1Day1Action」 -2ページ目

「1Day1Action」

ありふれた日常に埋没せず、毎日なにかしらのアクションを
起こし、自分に何かを積み重ねていきたい。
バスケットボールチーム「Gets」の代表?のブログ

マンション管理業界で働くサラリーマンの僕が、

コーチングを学んで数年経ちました。

一通り学んだ以上何か形にしたいとの思いから

今年6月、国際コーチング連盟の認定資格である「ACC」

を取得しました。

 

そもそもコーチングを学び始めたきっかけは、

自身が担当するリプレイス営業に

必ず活きると確信したのがきっかけでした。

 

相手の存在そのものを承認し、可能性を信じ、原因論ではない目的論の質問を

重ねて行くことで、視界がクリアになり本来あるべき姿が明確に見えてくる。

コーチング的なコミュニケーションがこのようなイメージだとすれば

 

僕がやってきた営業スタイルは

①顧客の悩み・不満を聞き出し

②「それに対して弊社なら…」という対案を示し

③自社の優位性を訴えていく

概ねこのような感じでした。

 

ところがコーチングスキルを学んでからは

顧客へのヒアリングそのものが大きく変わりました。

 

お聞きする内容は以下のようなものです。

・顧客からの悩みを聞き出し、それがどうなれば心から望む状態になるのか?

 自マンションをどんなマンションにしたいのか?どんな思いで理事をやっているのか?

・その状態になるためには自管理組合にどのようなことが必要だと思うか?

とにかく顧客の要望に耳を傾ける。顧客の本音が聞けるまで。

顧客自身が自身が本当に思い描く姿に気づくまで。

 

それは、1回の質問で出てきた答えが顧客の本音では無い場合があるからです。

または数社と会ってヒアリングなれしており、

管理会社にとって耳障りのいい

要望などを口にされているケースもあります。

 

それを真に受けて、正解と信じて提案書を作りこんでも、

顧客の本音に刺さらないことに気づかせてくれたのです。

 

以上はリプレイス営業時の理事へのヒアリング時を想定したものですが、

通常物件を担当するフロント全員がこのコーチングスキルを身につけたら、

マンション管理は大きく変わるのではないかと感じています。

具体的な効用は以下の通りです。

■原因論(対症療法)から目的論(根本治療)になることで管理組合も管理会社も前向きになれる

 ・発生対応から未来に向けた施策づくりへ

 ・リスクヘッジに主眼を置いた姿勢から、あるべきビジョンを共有する相互関係へ

 

■マンションのあるべき姿、将来のビジョン・価値観を明確にできる

 ・そこに向かうための運営理念を作り上げることで、管理組合内部で共通の理念が生まれる。

 ・ビジョンから逆算して各年の事業計画が作れるので、組合運営にブレが無くなる。運営に継続性が出る。

 ⇒「理事になったけど何をすればいいの?」なんてことは無くなる。

 

■総会・理事会での議論の活発化・合理化・明確化・効率化に寄与し、会議が楽しくなる。

 (コーチングスキルを以て会議をファシリテーションできれば、管理組合の会議はすごくよくなる。

 

すぐに思いつくだけでも、以上のような効能がある。

 

15年以上マンション管理業界に身を置くものとして、

僕は常に「マンション管理は楽しいものであるべき。」と感じてきた。

そしてコーチングを学び資格を取った今、

コーチングスキルはマンション管理を楽しくする1つの要素になると信じている。

 

今マンション管理業界は過渡期にあると思う。

データや事例蓄積から答えを導く出す従来の管理手法は、

近い将来AIが担うだろう。

 

そこで管理組合が管理のプロ(人)に期待するものは何か。

それは間違いなくコミュニケーションではないかと思う。

 

管理会社のフロントや、外部から招へいされるコンサルが、

コーチングスキルを持っていたら。

この国のマンション管理は次のステージに進めるのではないか。

 

そんなことを夢想しつつ日々の仕事に精進していきたいと思います。

 

おわり。