川口能活さん
12月15日の天皇杯4回戦。
鹿島アントラーズ対ジュビロ磐田。
カシマスタジアムにベテランGKがゴールキーパー。
今年3月22日の練習中に右アキレスけん断裂。
9カ月もの間、懸命のリハビリに励んでいた37歳の守護神・川口能活。
今季中の復帰は難しい思われていた。
磐田はFW前田遼一が開始1分に早々と先制。
しかし、5分以内に、CKから岩政大樹に同点弾。
その後、2点目を献上。
川口に勝利をとチーム一丸。
なかなかゴールにならず。
後半、遠藤康のFKからジュニーニョに3点目。
復帰戦を勝利で飾れず。
森下仁志監督は「約9か月間休んでいたとは思えないほどのゲーム勘だったし、能活らしさを今年中に出せたのは次につながる。本当に重要な選手であることを証明してくれたと思います。」と彼に最大級の賛辞。
監督は、Jリーグ最終節のガンバ大阪戦から2週間の川口の動きと医者の判断を考慮しての先発起用。
川口選手は、「もしかしたら」という予感があった。
いつ出てもいいように準備をしていたそうです。
試合後、「9カ月ぶりの公式戦だったわりには体が動いた。」とインタビューに答える。
賢明なリハビリ。
その結果、「怪我でこの1年を棒に振って悔しい思いをしたし、それを来季にぶつけたい気持ちが強いです。」と思想。
1994年に清水商業高校から横浜マリノス(現横浜F・マリノス)入り。
1996年アトランタ五輪出場。
1998年フランス大会初出場。
トータル、4度のワールドカップ出場。
国際Aマッチ116試合出場。
歴代3位のキャップ数となる。
日本人ゴールキーパーとして、初めてのヨーロッパ移籍をする。
イングランド プレミアリーグ ポーツマス(当時イングランド2部)時代は、2年以上もピッチから遠ざかる。
ノアシェラン(デンマーク)時代も思うような活躍はなかった。
日本代表でも、2002年日韓W杯では楢崎正剛とのポジション争いに敗れた。
2006年ドイツW杯ではオーストラリア戦で逆転負け。
2010年南アフリカW杯、岡田武史監督から、指揮官から「チームのまとめ役になってほしい」として代表選出された。
「どんなことにも逃げないのが自分らしい生き方。プレーできる可能性は低いかもしれないけど、自分にできることはすべてやろうと思いましたね。」という境地。
プラス思考で、日本を南アフリカ ワールドカップで、ベスト16に貢献。
2009年9月 京都サンガF.C.戦で負った右すね骨骨幹部骨折。
約1年後に、復帰。
今回のアキレスけん断裂は、30代半での怪我。
9月のインタビューでは、「再発だけは、絶対にさせたくない。無理はできないから、メディカルとも相談しながらうまく調整したい。」と話した。
また、「異常がなければ、9月末にはGKトレーニングを週4回に増やして、全体練習にも部分合流し、10月には完全合流して、11月にはピッチに戻りたい。」と心を表現。
しかし、ガンバ大阪がJ2降格。
12月1日のJ1最終節もベンチに入れず。
復帰できたことが、奇跡であった。。