一見難しそうに見えるが、難しく感じる。
Getpassの考え方の一つに
入試は答えが出る問題しか出題されない。難しい問題は存在しない。ただし答えに辿り着くまでに時間がかかる問題や複雑な経路を辿る問題はある。答えがある以上難しくはない!
というものがある。
この問題はそれを匂わせる。
人生には答えがない問題が沢山ある。恋愛や人間関係、子育ての方法など。こうすれば間違えないという決まりきった方保はない。これこそ難しい。試行錯誤し、失敗を繰り返しながら進めていくしかない。
その点、受験数学は簡単!必ず答えがある。
数学の最先端で研究している数学者たちは答えがない問題の答えや法則性/規則性がない意見ランダムに見えたものに規則を見つける(定理を作る)仕事をしている。
このレベルになると確かに「難しい」という言葉が合致するが、こと入試問題おいては過去に誰かが解いた時方の真似をするだけ。解き方を組み合わせるだけ。組み合わせを見つけるという面倒臭さはあるものの、ゼロからイチを作る作業ではない。
蘊蓄はこの辺にして。
(1)は関数不等式の証明
塾通いしている生徒にとっては難しくはない。計算ミスだけが問題。単なる作業。
関数のグラフや関数の性質を十分理解している生徒にとっては、当たり前の不等式。
計算する必要はない。見ればわかる不等式。当たり前の不等式。
講師が計算しているようではその講師の数学の力はまだ未熟である。
計算という作業は面倒なので、生徒には計算しない方法を教えている(できる範囲で)。
(2)は極限計算。
(1)は(2)のための誘導。
f(x)は積で表されている関数なので、極限は計算ができない。そここでlogを取る。
logを取ると積が和に変わる。規則性のある和の計算はシグマ計算。
Σとlimが共に出てくる時は大抵が区分求積。
偏差値が70くらいあってもこのプロセスが見抜けいない生徒が沢山いる。
実際に問題集の解説を読むと、ややこしいことが書いてある。
関数は実数の範囲で連続であるがシグマ計算は離散的。連続的なものの和は積分。
解説のややこしい部分は、連続的な関数を離散的な整数に置き換えて計算していく方法。
実際、答案にこんなものを書く必要はないのだが、解説や参考書は書かなくてはならない。解説と答案の違い。
解説のややこしい部分があるので生徒がやる気をなくしている。
私の指導はあくまでも受験の指導、合格のための指導であって、数学の先生をし立てる指導ではないので、問題集の解説は基本的に無視。答案の書き方を指導する。
解説に書いていることを答案に書くと、評価されない。受験生は答案を書かなくてはならないので解説は不要。解説はあくまでも理解するための道具であって答案とは全く異なる。
そのややこしい部分をすっ飛ばすと、それほど難しくはない。ややこしくはない。
あとはすっ飛ばした部分を逃げことがを補えば答案が完成。
世の受験生は解説ばかりを聞いているせいか、数学を難しく考えすぎている。
上記は実際に私が生徒たちにしてきた指導例である。
講師や受験生のお役に立てれば幸いです。
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