アブクマポーロのブログ

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2011/8/16

最終日。

6:30 昨日、極度の痛みに耐え切れず諦めた大日寺に挑んだ。

残りの距離2km。
しかしこの2kmが長い。
足を踏み出す度に激痛が走る。

7:30 通常2kmなら25分程度で辿り着けるが、結局約2倍の時間を要して28番札所 大日寺に到着した。

当初の目標では30番札所 善楽寺まで踏破予定であったが、時間いっぱい遍路に使って、
汗だくのまま帰路に着くのも嫌だったのであっさり妥協し、残りは高知市内散策に目的を切り替えた。

9:53 ごめん・なはり線 のいち駅発

10:20 高知駅着

まずは高知市にご挨拶をとの事で、シンボルである高知城へ向かった。

高知駅から城までは徒歩15分程度。
高知城は明治時代に国宝として指定されたが、戦後、基準変更により重要文化財に格下げ(?)された。
城は高台に置かれ、街からみると非常に大きく見えるが、本丸自体は犬山城と同じくらいの規模であろうか。
コンパクトな城ではあるが、犬山と匹敵するくらい好きな城になった。

その後、坂本龍馬生誕地を周り、昼過ぎになったのでお待ちかねの昼食を摂ることに。

12:30 高知県の物産や食が集まる「ひろめ市場」へ向かった。

入るやいなや、鰹を藁で焼き上げる藁焼き鰹タタキを実演で焼いている。
試食してみるとやはり旨い。
と言うより、今回、高知に来る前までに食べてきた鰹とは一体なんであったのか。
そんな鰹タタキを高知では「塩タタキ」という形で食べられている。

従来のポン酢ではなく、タタキには粗めの塩が振り掛けられ、薬味はニンニクスライス。
それを柚子酢(ユズ果汁を酢&食塩で調整したものか)につけて食す。

この食べ方は初めてであるが感動ものだ。
鰹の赤身の旨さを塩と柚子が引き立てる。
醤油が入っていないので、直に鰹の風味を楽しめるのだ。

それを土佐鶴 純米酒で一献。キリッとした辛口ながらも膨らみのあるボディ感がたまらん。
今なら高知で嫁を見つけて、一生この地に住んでも良いと思った。

そうこうしているうちに汽車の時間が近づき、

15:30 高知駅 発
17:40 岡山駅 着

最後は岡山から新幹線で名古屋を目指すのみ。

岡山駅の駅ナカでままかり寿司とままかりの酢締めを購入し、
18:23発のひかりグリーン車で、ままかり寿司を土佐鶴のワンカップでやりながら名古屋へ帰路についた。
次回はまた翌年の5月連休になるだろうか。

それまでは健やかに生きていられるようにしたいものだ。