検査の結果が出てから、経過観察終了まで、約5年かかりました。
おそらくこのブログをご覧になっている方は、なかなか検査結果が改善せずにヤキモキしている方も多いのではないかと思います。
治療薬があるわけでもなく、自分の免疫だけが頼りという中で、中等度~高度の異形成の場合は高い割合で病態が進行していくという事実。長期間にわたって本人を不安にさせるのがこの病気の特徴だと思います。
私の場合の経過の概要は以下の通り。
2020年10月 集団検診→要精密検査ということで分厚い封筒に紹介状が来る。検査結果はHSIL
2020年12月 大学病院でコルポ下生検 →検査結果 CIN2
(なぜかここで次の検診の時期を半年以上先にされる)
2021年7月 細胞診 HSIL moderate dysplasia(中等度異形成)
(担当医師交代、なぜかここでも間隔があく)
2022年5月 細胞診 HSIL severe dysplasia(高度異形成)
↓
2週間後 組織診 CIN (程度不明)
↓
3週間後 組織診 atypical epithelium(非定型上皮)
2022年8月 細胞診 NILM(異常なし)
以後、半年ごとの検査を6回行い、2025年12月末に終診。
2022年5月に細胞診で高度異形成との結果が出たときは、もう手術をするしかないのかなと覚悟もしましたし、医師からもそうしたほうがいいと言われました。
組織診(1回目)では、うまく組織を削りとるできずに何度かやり直したようで、しばらく出血しました。当時は、血を見て、さらに落ち込んだり、不安になりました。
3週間後に結果を聞きに行ったところ、患部をうまく取れなかったのでもう一度組織診(2回目)をさせてほしいということになり、この時もまた出血しました。
この当時は本当に不安で、時間さえあれば、異形成の治療について調べていました。
また、いろいろなサプリなども試していました。
そのような中で、異形成に対しては、標準治療である円錐切除術だけでなく、身体への負担が少なく日帰りも可能なレーザー蒸散術など様々な外科的治療があることを知りました。
その中で、私が注目したのは、光線力学療法(PDT)でした。
色々な制約があること、光に当たれないため入院が長期間になること、費用が自費(当時で100万円超)でかなり高額になることはデメリットですが、入院中もPCさえあれば仕事はできること、何よりも身体への負担が少ないことから、仕事人間の私には「これしかない!」と思い、すぐに受診予約を入れました。
その後、大学病院での2回目の組織診でも、明確な所見が得られなかったということでした。
医師には、他院でPDTを受けたいので紹介状を書いてほしいとお願いしたのですが、当方で手術適応となる所見が得られていないのでしばらく待ってほしいと言われ、結局、杏雲堂病院への受診は見送りとなりました。
※ なお、担当医は、PDTについてはご存じなかったようでした。
こうして手術をすることやPDTをするために一生懸命仕事をしてお金をためなければという覚悟ができたことがきっかけなのか、不思議なことに、2か月後の細胞診ではNILM(異常なし)となり、その後、検査結果がもとに戻ることはありませんでした。
色々調べるうちに、組織診で患部を削り取る際に、異常な部分を全部取り切ってしまったり、出血によって免疫が作用して異形成が消失するという事例の存在を知りました。
私の場合は、覚悟ができたせいなのか、短期間に組織診を繰り返し行った偶然の結果なのかわかりませんが、幸いなことに検査結果は早期に改善しました。
とはいえ、ここからさらに3年ほど、通院して検査を繰り返すという期間が続きました。
半年に一回ではありましたが、また元に戻るのでは?という不安もあり、精神的にも負担であったことは確かです。