普段何気なく口にする「食物」
言うまでもなく、それらは数日前~数時間前までは地に植わっていたかもしれないし、餌を食んでいたかもしれないのであって…そう、確かに「生きていた」
でも食事時になってそんなことを考えながら生きてる
人間ってまずいない
お腹がへったら、頭に思い浮かぶのは、調理し終わった『完成品の料理』
何もおかしい事は無い
口にするまでの膨大なプロセスなど殆ど誰も知る由もない
その上、ス ーパーに陳列されるのは、当然「生きた命」ではなく、精肉されたり、加工された食材としての物体なのだから
原始的な生活をしていた頃、人々は狩りなどをして生きていた
狩りはただ頭脳や身体をつかうだけではない、獲物によっては自分たちの命を掛けなくてはならない事もある
狩りをしていた頃、他の命を自分の命の糧とする行為には省かれたプロセスなどあるはずもなかった
そのため、そこにある種の覚悟が生まれ、必然的に感謝の念もわくからこそ、一切を無駄にしないのかもしれない
今の時代、食べ物に対する感謝の念が湧きにくいのは、膨大なプロセスの省略により、命を奪う覚悟も、奪った後での痛みや苦しみなど、全く負うことがないからなのか
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