デスティニーリンクス 特典 スペシャルサウンドトラックCD付き

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「DS:デスティニーリンクス」感想・・・第1話(過去ログ)

「DS:デスティニーリンクス」感想・・・第2話(過去ログ)


およそ25時間程度でメインストーリーをクリアしました。


ゲーム自体はハードモードがあるようなのですが、

スタッフロールが見れましたので一区切りつけたいと思います。



ストーリーはじわじわはまる


とある島々を探索する目的で主人公は送り込まれているわけですが、

少しずつ全容が解明されていくのでわかりやすくじわじわはまります。


一本道なストーリーですが、現代社会の行く末を見守るようで、

途中で飽きがくるようなストーリーではなかったです。


また、全体的に展開が幼いとは言えますが許容範囲内ですし、

話と話のつながり方などしっかり芯のある内容でした。



アクションは古きよきアクションRPG的


全体的に見て本作が良作であると評価できる大部分が、

アクションパートにあるのではないでしょうか。


もちろんDSの小さい画面で2D仕様なわけですから、

弾幕をミリ単位でかわすといったものではありません。


しかし、大雑把な当たり判定ながらそこをうまくつくりあげており、

聖剣伝説のような古きよきアクションRPGのような良さがあります。


AとBの2つしか攻撃パターンはないので、単調だと言う方もいるとは思いますが、

単調だけではクリアできないバランス設定になっているのも良い部分です。



クエストは改良の余地あり


ここが一番もったいない部分かもしれませんが、

やたらと無駄に動かされるのがやはり苦痛でした。


ただおつかいをさせられるクエストは、

時間の消費が増えるだけで楽しくはないです。


どんなに困難なクエストも報酬は基本的にお金ですし、

もうすこし特殊素材など後々活用できる報酬もほしかったです。


お金を使う要素が少ないだけに報酬がお金というのがネックになりました。



素材集めは楽しいが製造に制限


個人的にうれしくない仕様だったのが船のシステム。


ワールドマップの移動手段は船の自動移動に限られるのですが、

船は移動手段のみならず街の役割も果たします。


武器屋、道具屋など船がグレードアップされるにつれ店が増えていきます。


しかし、船がグレードアップされると武器屋が分裂し、

片手剣屋、医学書屋などわけられてしまうのです。


集めた素材で武器を新しく購入したくても、

自身が船に乗せている店の武器に限られてしまうので、

他の種類の武器を製造する場合は船自体を買い換える必要があります。


防具(アクセサリー)も同様に分裂してしまうので、

装備しているアクセサリーが3つとも同じものという、

他のRPGではありえない仕様となっています。


素材を集めて製造するというシステムなわけですから、

製造できる物に関してはもっと自由でよかったと思います。



感想


よほどのアクションRPGマニアじゃない限り、

楽しめる良作なのではないでしょうか。


ユーザーの意見を取り込んだ次回作があれば、

是非また遊んでみたいタイトルです。


ハードモードを含めると30時間以上は遊べるので、

ボリュームも満足のいくものです。


今現在、大成功という実績には到底なる気配はありませんが、

もしやるゲームがなく、お金と時間にゆとりがあれば是非。