■据置機
今週発売タイトルのメインは「PS3:白騎士物語 古の鼓動」です。
ドラクエ開発やローグギャラクシー、レイトンシリーズなどで知られる
レベルファイブ開発の新規RPGタイトルとなります。
今週発売のファミ通にてシルバー殿堂入りすら果たせなかった事や、
ローグギャラクシーの値崩れなどを挙げるとマイナス要素先行となりますが、
やはりPS3で大作RPGという事ですし注目せざるを得ません。
ファミ通の低評価は主にオンライン時の不便さなどであり、
大事なゲーム本編での不評はあまりありませんでした。
やはりその辺は実際にプレイされた方のレビューを参考にし、
口コミで購入していただければ良いのではないでしょうか。
という事で、初動ももちろん期待していますが、
ゆっくり売れてくれる事も期待したいと思います。
Wiiからは「バイオハザード」と「ピクミン」を。
まずは「バイオハザード」についてですが、
Wiiではリメイクのバイオシリーズが「4」「0」に続き3作目。
元々完成された内容を相性の良いWiiリモコンで遊べるというタイトルなので、
大きな心配もいらず安全牌的なタイトルと言えそうです。
前2作もゆっくりではありましたが良い数字を記録していますし、
年末年始以降もジワジワ売れてくれる事が期待できそうです。
「Wiiであそぶ ピクミン」もバイオ同様リメイクタイトルで、
Wiiリモコンを使った遊びが可能になった新仕様タイトルです。
ピクミンとは不思議な生き物に指示を与え、
物を集めたり敵と戦ったりするアクションゲームで、
ストラテジー入門的な内容となっています。
「Wiiであそぶ ドンキーコング」がそこそこ品薄状態ですし、
あの名曲がTVCMで使用されるなど再ブームの兆しあり。
内容は実証済みでしかも安価なタイトルですし、
この「Wiiであそぶ」シリーズは要注意かもしれません。
なお、普通のコントローラで遊びたい方はゲームキューブ版をどうぞ。
その他の据置機タイトルは「PS3&360:シヴィライゼーション 」、
「PS3&360:アローン・イン・ザ・ダーク 」など。
■携帯機
DSは「ファンタシースターZERO」に動きがありそうです。
いわずもがなファンタシースターの最新作となり、
マルチプレイ重視のタイトルとなります。
PSPではモンスターハンターを筆頭にマルチプレイタイトルがヒットしていますが、
いまだDSではマルチプレイメインのタイトルの大ヒットはあまりありません。
本作はその状況を打破する重要な位置づけにあり、
結果次第では今後のタイトルに大きな影響を及ぼしそうです。
現在DSのマルチプレイタイトルのヒットといえば
約40万本を販売したFFCCRoFになるのでしょうが、
既に来年早々新作発売が決まっています。
ファンタシースターからFFCCへ良い流れを作れたら良いですね。
そして予約が若干入っているのが「赤い糸DS」です。
書籍、ドラマ、映画など多方面で露出されているタイトルで、
受注段階では全く注目されていなかったタイトルです。
しかしここに来て予約も増えてきているようで、
女性のお客様が多い販売店では要注意タイトルとなりそう。
本作は恋愛アドベンチャーノベルというジャンルとなり、
誰でも気軽にプレイできるタイトルとなっています。
その他の携帯機タイトルは「DS:RIZ-ZOAWD 」、
「チーム・バチスタの栄光 真実を紡ぐ4つのカルテ 」など。
■感想
先週がピークとなりますが今週にも大作が2作あります。
「白騎士物語」「ファンタシースターZERO」には、
初週から20万本規模の動きを期待したいところです。