治ると言ったらなぜ困るのか | 大切なモノひとつ~線維筋痛症を乗り越えて〜

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大切なモノすべて~線維筋痛症を乗り越えて〜からお引越ししました。
普通の生活をしていた普通の女の子が、ある日突然激痛に襲われました。
これが私の【線維筋痛症】という病気との出会いでした。

ブログにお越し頂きありがとうございます


朝からちょっとFBで残念な投稿を目にしてしまいました。

恐らく、状況から私のことを言っている投稿。

その内容としては、




動画を見た一般の人が

線維筋痛症は治る病気だとおもわれたら困る



というもの。


えーっと、困りますか?

「この病気は絶対に治らない」と思って治療をしていて、果たして良くなるんでしょうか?

捉え方は色々あると思います。

でも実はこういう声をよく見かけるのです。


そういう思考が、より痛みを手放させないのではないかと思います。


治すことを目的として、まずは寛解を目指して社会復帰することは悪いことでしょうか?

そういう患者がいることを世間の人が知ることは、病気のイメージを下げることなのでしょうか?

社会復帰できるケースの方が少ないから、報道すべきでないということでしょうか?

自分が怠けてると思われる可能性があるから、寛解例は封じ込めるべきなのでしょうか?





私の周りでは社会復帰されている人の方が多いです。

そういう人の共通点は【治してみせる】ですよ。

良くならないと思って有効なリハビリってできますか?



こういう投稿を目にするたびに悲しくなるのは私だけでしょうか。

痛みを知って、治療の辛さを分かってるからこそガッカリします。



その方も大変だからそういう言葉が出てくるんだということももちろん分かります。

良くならない病状にイライラしているのだと思います。

だから、良くなった人の情報は特別で自分とは違うと思ってしまうのでしょう。


是非その段階を乗り越えていただきたい。



以前の私だったら、もう嫌になっちゃってまたネットをシャットアウトするところでした。

けど、そういうのは一部の人。

頑張ってる患者さんを支えたいですし、

治療を含め色々なことに挑戦している方々を応援したいと思います。



私は今でも完治を目指してるし、今の状態を少しでも良くできるように情報を集めてチャレンジしています。