仕事と家庭と体調と ② | 大切なモノひとつ~線維筋痛症を乗り越えて〜

大切なモノひとつ~線維筋痛症を乗り越えて〜

大切なモノすべて~線維筋痛症を乗り越えて〜からお引越ししました。
普通の生活をしていた普通の女の子が、ある日突然激痛に襲われました。
これが私の【線維筋痛症】という病気との出会いでした。

ブログに来ていただき有難うございます😊



さて、シリーズ2回目。

1回目には優先順位を固定化させないことについて書きました。

タイトルから言えば次は仕事なのでしょうか、私の中で重きを置いている家庭について今日はお話ししたいと思います🍀



ブログでも何度か触れていると思いますが、わが家は私の両親と私と娘2人の5人で生活しています。

主人は今は関西方面で単身赴任ですが、結婚してこのかた一緒に住んだことがないので、これを単身赴任と表現すべきかは謎です(笑)

なぜわが家がこんな家族形態なのか、ということが今回の話しのポイントになります😅


主人は基本的に転勤族だったため、突然異動になったりすることが過去に何度かありました。

医師というのはキャリアさえ重点をおかなければ、全国どこでもある程度は働ける環境にあります。

なので、頑張れば主人について回ることは可能ですが若いうちは初期研修やら後期研修やら決まった年数はある程度縛りが出ます。

また医局というしがらみの世界がありますので、大きな病院で働くとなると実力がない限り、そうポンポンと異動はできません。


私の場合、最初の初期研修の時点で勤め先を考える際、今の病院か主人と一緒に生活するか悩んだことがありました。

しかし主人の転勤族というリスクと関西になると通院に支障をきたすことがネックとなり今の病院での研修を選択しました。

研修先を決めた1ヶ月後に主人のアメリカ行きが決まったので、この選択は本当に正しかったとしか言いようがありません😱😱😱

もし関西の病院での研修を選んでたら、知らない場所でたった一人研修をし、通院もなかなかできず、きっと研修を終えられなかったと思います。


この経験から、少なくとも研修期間中は主人の任地で働くという選択はしないと決めたわけですが(笑)

後期研修も終えた今は本来ならしがらみはなく自由に異動できるタイミングです。

でも、娘たちが産まれて事態は大きく変わり、両親なしでの子育ては厳しいと判断し今の家庭環境が最善であるという選択となりました。


家庭ということにおいて、何をどう優先するかでわが家のようなケースは選択肢がいくつかあります。

わが家の場合は

・子供の養育環境
・私の体調面のフォロー
・通院環境

を優先させ、今のような選択をしました。

その結果、可哀想なのは主人ですが、じゃあ一緒に住んだら主人は可哀想でなくなるのかといえば…子供と過ごせて幸せかもしれませんが大変でしょうね(笑)

結局、関西圏内を出張しまくっているので私たちが居住を移してもあまり一緒に過ごせません。

トータルして考えても、今の環境がベストだと思っています。



何が言いたいのかというと、居住や家族形態などは決まりきった形しかないのではなくて

家族みんなにとってよりハッピーな形がある、ということを知ってほしいのですね😊

そして、その際にも何を優先するのかで選択する形も変わると思います。

そしてそれは固定化したものでなく、時と場合によって変わってもいいものだと思います。


療養を考えた際、家族との関係がより良くなるのであれば離れることも1つの選択だと思います。

家族の理解が得られなくて喧嘩になり、それがストレスだと言うのなら頑張って自立するのも選択です。

自分は働けないから無理だというなら、せめて出来ることをして種まきをかえることで家族との関係性は変える努力をすべきです。

好き勝手やっていたら、それは愛想尽かされても仕方ないと思います…

どうしても理解されないご家族であれば、一緒に病院に行ってもらって話を聞いてもらうとか、何かしらの働きかけはできるのではないでしょうか。

家族形態や家族関係も流動的に。

ずっとこうしなきゃいけない、という固定観念に囚われないことが大切なんじゃないかと思います。



今日もいい天気ですね。

空を見上げて…