レディーガガさんも患う線維筋痛症 | 大切なモノひとつ~線維筋痛症を乗り越えて〜

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大切なモノすべて~線維筋痛症を乗り越えて〜からお引越ししました。
普通の生活をしていた普通の女の子が、ある日突然激痛に襲われました。
これが私の【線維筋痛症】という病気との出会いでした。

ご無沙汰しております。

皆様、お元気でしょうか?

私は相変わらずの暮らしをしておりますが、6月に2人目を出産しました。

今回の産後はちょっと大変な時期がありましたが、今では平常に戻っています。

そのことについては、またいつか記事にできれば…



さて、先日レディーガガさんの活動休止理由が、線維筋痛症であることを公表されました。

ネットニュースで記事を見た主人に教えられて知ったのですが、驚きました。

世の中に疎くなっていたのでレディーガガさんが慢性疼痛で苦しんでいるということも知らなかったので、衝撃でした。


どれほど辛いだろうと思います。

手にしていたものが大きければ大きいほど、大切なものであればあるほど

失った時の、その衝撃は言葉では表せません。

私はガガさんほど大きなものを手にしていたわけでもないし、手放したものも少ないけれど

それでも、今まで自分が大切にしていたものが一つ、また一つと、

自分の手のひらからハラハラとこぼれ落ちていく様は、筆舌し難いものがありました。


私は特に症状の強かった2年を中心に、その周辺の記憶があまり定かでありません。

とても曖昧で、虫食い状態で、むしろ高校生くらいの時のことの方がよく覚えています。

そんな中でも忘れられない思いがいくつも残っています。

初めて杖を手にした日。

初めて車椅子に乗った日。

それはそれは悲しかったです。辛かったです。

だけど、ブログの存在に支えられて、沢山の同病者の方や家族、友人に支えられて

前向きに切り替え、治療していくことができました。


世界の歌姫、レディーガガの影響で

今までにないほど、線維筋痛症という病気を多くの人が耳にしたと思います。

これはとても有り難いことだと思いますし、チャンスであると思います。

しかし同時にありもしない話やデマなども増えてきて誤解を生むこともあります。

情報過多の時代では、正しい情報を手にするのは非常に難しいと思います。

どうか、線維筋痛症という病気を正しく認識していただき1人でも多くの人が痛みのない日々を取り戻せる日がくること

そしてレディーガガさんが痛みと向き合い、そして乗り越えて、ステージにかえってきてくれることを心より念じます。