私の線維筋痛症闘病記 発症から診断まで:1 | 大切なモノひとつ~線維筋痛症を乗り越えて〜

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普通の生活をしていた普通の女の子が、ある日突然激痛に襲われました。
これが私の【線維筋痛症】という病気との出会いでした。

不定愁訴のかたまりだった私。


特に大学に進学してから疲労感が尋常ではなく、常に疲れている状態。


だけど周りに人には理解してもらるはずもなく、


いつも疲れた顔をしていることをとがめられたこともありました。


自分でもなんでこんなに疲れるのか分からない…




5年生の夏休みが終わる頃。


私は遅ればせながらONE PIECEにはまっておりました。


いつものようにアルバイトへ行って帰宅、ご飯を食べてお風呂に入って


寝る前の時間に読書(笑)


ちょっと大きめの革張りの座椅子に寝っ転がるようにして読んでいたところ



「ん(。´・ω・)ん? お尻が痛い」



実はちょっと前にもそんなことがあったのですが、すぐに治っていたので


革でこすれていたいのだと思っていたのです。


もう寝ろってことかな'`ィ'`ィ(ι´Д`)ノ と思いその日は寝ました。




明け方、お尻が痛すぎて仰向けで眠れない。


でも眠すぎて・・・とりあえずうつ伏せで寝る。


ちょっと経つとうつ伏せなのにお尻が痛くて眠れない。


仕方なしに起きるけれど何をしてもお尻が痛いのです。


タオルケットのせい?短パンのせい?パンツのせい?



今までに感じたことのない痛み。


これって何?




まさかの【帯状疱疹じゃない?】という思いから翌日皮膚科へ。


でも皮疹も出てないし、帯状疱疹ではないとのこと。


24時間絶えず続く痛みは日に日に太ももへと広がっていく。



夏休みも終わり大学での病棟実習も再開したのでした。



整形外科では異常なしと言われて筋肉痛だと言われました。


出された薬はミオナールという筋肉を柔らかくする薬のみ


続くようならまた来てくださいと言われました。



どう考えても筋肉痛じゃないでしょうが・・・


素人でも分かるわっ!


すでに1週間以上痛いんやっ!



と心の中で叫んで帰宅。


すでに痛みは太もも全体へと広がりふくらはぎへ


歩くのがつらくなってきたのもこの時期でした。



神経内科を受診しMRIも撮りましたが異常なし。


再び整形外科を受診したけど分からず・・・



実は5月ごろから体に変なしこりのようなものができるようになっていて


エコーあててもなんだか分からず、自然に治っては別のところにできる。


CRP(炎症反応で上がる血液検査のマーカー)は軽度上昇程度だったのだけど


どちらにしろ気になるし、血管炎かもしれないから生検しましょうということになりました。


しかも私のまぶたはかぶれていて真っ赤(というより紫に近かった)だったので



もしかして皮膚筋炎じゃないのか?


1週間検査が続きましたが痛みは広がっていくばかり。


2週間で私の痛みは上半身を含め全身へと広がっていきました。



この頃、私は内科で実習していてちょうど膠原病チームにいました。


指導医に診察してもらいましたが、どうにも皮膚筋炎などでもなさそう・・・



痛みで眠れず実習も休みがちになってしまっていました。



私の病気ってなに?