補助療法~カウンセリング・自律訓練法~ | 大切なモノひとつ~線維筋痛症を乗り越えて〜

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普通の生活をしていた普通の女の子が、ある日突然激痛に襲われました。
これが私の【線維筋痛症】という病気との出会いでした。

私も一時期受けていました。


というのは、痛みの薬物療法のために抗うつ薬を出してもらうために


必要な受診だったことがきっかけです。



ちょっとでも体が痛いと、ふつう落ち込みます。


カッターで手を切った時のことを想像してください。



痛い・・・



一日中気になるし、切ったところは使えないし。


イライラします。



そういうことです。


これが全身に24時間ある状況を考えればお分かりだと思いますが


信じられないようなストレスにさらされます。


そしてそのストレスは痛みを増強してしまうのです。



特に、医療者をはじめとし家族や周りの人に理解してもらえなかったり


今までできていたことができなくなっていく過程において


自分の思いを吐き出す場所があっても悪くないと思います。



ただし、線維筋痛症は精神疾患ではありません。


ですので精神科や心療内科で治療できる病気ではないことを知ってください。



痛みに付随しうつ病になることがあります。


そりゃそうですよ。


こんなに痛いのに、なんで生きなきゃならないの?


と思うのは当たり前だと思うくらい痛いのですから。


そういう意味ではカウンセリングが必要となることもあります。



心療内科で行う痛みでのアプローチには自律訓練法というものがあります。


胃潰瘍などある方は適応外であることもあり、医師の指導のもと行ってください。



また、考え方という点に着目し痛みにアプローチする認知行動療法や近年ではマインドフルネスなども効果があると言われています。



※一部訂正、更新しました。2019.8.22