続きやります。サ行の長さよ。

 

 SUCK OF LIFE

ファンがもっとも盛り上がる曲の一つではないでしょうか。未公開のエクスペリエンス・ムービーのフィナーレに向けた壮大でこれまたいやらしい曲です。ライブでメンバー紹介なんかをやってくれると最高にうれしいです。トレーニングジムブームですのでマッスルオブライフを。

 

 Subjective Late Show

THE YELLOW MONKEYの中でも特に聴きこんだ数が多いほうの曲です。豪奢なサーカス、華やかな映画みたいなものをイメージさせてくれる、きらきらして綺麗な夜のショー。応援ソングなんかとはまた一味違った意味で元気が出てきます。これも化粧品CM、とにかく化粧品です。

 

 SEA

優しい旋律にのせて吉井さんが綺麗な詩を朗読します。これそのものがCMっぽいですよね、海とか環境系でしょうか。

 

 See-Saw Girl

極彩色の代名詞であるTHE YELLOW MONKEY、この曲はまさしくカラフルなパンキッシュサウンドで攻めてきます。ベースラインもかっこよく、ただのおバカ曲で終わらない尖り方をしています。アミューズメント施設のCMならこれでしょう。

 

 JAM

歌詞の内容について言及される事が多いですが、そんな事はどうでもいいのです。この曲全体が持つ、THE YELLOW MONKEYから漂う哀愁を感じ取るべき名曲です。色んな意味でTHE YELLOW MONKEYそのものCMに最もふさわしい曲かもしれません。

 

 ジュディ

世界の破滅をも臭わせる暗い雰囲気、パンクなエロティックさが見事に表現されています。やはり8マニアの私、売れるかどうかはともかくこの路線の曲をもっともっと聴きたかったです。通信端末や最新機器など、サイバーなCMに乗せて聴きたいですね。

 

 SHOCK HEARTS

これも近未来っぽい、ダサかっこよさは全くなくなった、ド直球でかっこいい曲です。栄養ドリンクかなんかのCMに使われてたような気がします、あれをきっかけに通しで聴いた人はこんないやらしい大人な曲だったのかと衝撃を受けたに違いありません。ナイスチョイス。

 

 シルクスカーフに帽子のマダム

未公開のエクスペリエンス・ムービーのエンディング曲です。本当に暗転からのエンドロールが似合いますね。あと後日談的映像とか。このアルバムに関しては絶対に順序よく通しで聴くべきです。CD時代の音楽はそういった楽しみがあってよかったですね。おしゃれな紅茶などのCMにレトロ感を付与できます。

 

 真珠色の革命世代(Pearl Light Of Revolution)

まずタイトルが最高です。切なくて綺麗で、クッソかっこいいです。往年の名ロックバンドのような堂々たる編曲、ライブ版もしかりです。この渋みのかたまりにオーケストラがなんとマッチすることか。この曲に関しては日本っぽさゼロですね、そのまま洋歌詞にしてもめちゃくちゃかっこいいんじゃないでしょうか、いやしなくてもいいですね、大好きです。生命保険のCMで加入者増大することうけあいです。

 

 人生の終わり(FOR GRANDMOTHER)

隠れているのかいないのか、とかく名曲です。ドラムがとってもいい仕事してます。グルーヴ感と爽やかさ、いい音です。収録アルバムSICKSではこういったリアリティのある歌詞が多く好感が増します。そのかわり13分弱というイカレた編曲ですし、他のタイトルもぶっ飛んだ構成となっております。これも生命保険のCMが鉄板ですね。

 

 審美眼ブギ

楽しいおバカ系の曲です。歌詞もおもしろく、こんな曲も作れるんだぜーと言わんばかりに挑発してきます。それでいてこのアルバム未公開のエクスペリエンス・ムービーにぴったり、すごい完成度です。旅行会社などの比較サイト、これしかりません。

 

 人類最後の日

まさにアルバム8で感じた終末感がタイトルとして表れています。色々な意味で終わりを感じます。ただ明るいだけじゃない、手放しで喜べない、そんなモヤっとした感情も表現できるのがこのバンドのスゴさです。CM曲というよりはTV番組の挿入曲で使われていそうですね。

 

 Sweet&Sweet

音はただただかっこよく、歌はひたすらにエロく、鋭くとがった曲です。ソロも大好きです。癒されたいから聴く、元気を出したいから聴く、という感じではなくTHE YELLOW MONKEYの気分だから聴く、そんな一曲でございます。大体そうですけどね。フルーツのCMで流せば嫌な世の中も甘くスイートです。

 

 Stars

復活してから本当に渋くなりました。復活後の良いところは、ずっとファッションをはじめ最先端に身を置いていた吉井さんのおしゃれさが活きて、ダサいおっさんバンドではないところですね。単純に顔がかっこいいからというのもありますが。この高級感は独自のものです。ファッション系CMにもってこいですね。

 

 STONE BUTTERFLY

これもカラオケ定番曲です。意味のわからない歌詞がなぜこんなに合うのか。すぐに覚えてしまいます。やはりこの曲にはこの歌詞です。これまでのゴシック感とはまた違う、するどさの中にも退廃があり、見事に同居しています。携帯端末、とりわけらくらくフォンなどのCMに起用すると良いでしょう。

 

 砂の塔

復活後は微妙みたいな事を書きましたが、これは別枠です。全く新しい要素を取り入れて魅せてくれました。テーマのあるタイアップだからでしょうか、プロとして超一流の腕前で仕上げてきました、さすがすぎます。ゼネコンのCMで使い、社会不安を煽りましょう。

 

 SPARK

色々なTHE YELLOW MONKEYらしさが詰まった名曲。これを聴いて湧き上がる情熱は頭をスカッとさせ、かっこいい自分を取り戻す、そんな気分にさせてくれます。誰もが言う色あせない魅力を体現しており、これのPVは色々なものを見聞きしてきた今でもうっとりしてしまう仕上がりです。世界の本田選手と共にCM起用されましたね、最高です。しかし思春期にこれを聴いてしまうと破壊衝動や何やらが誘発され、危険です。私にとってある意味最強の応援歌です。

 

 smile

アルバムsmileのオープニングテーマです。まさしく開幕、開演がふさわしい、今でもワクワクさせてくれる曲です。育児、出産関係のCMで使用すると優しい気持ちになれそうです。

 

 SLEEPLESS IMAGINATION

今聴いても楽しいのですが、当時の雰囲気で聴くとまた違った感触なのではないか、うらやましいと思っています。もっと純粋な気持ちでセクシー!と思えたのではないか、など色々な想像も楽しませてくれるTHE YELLOW MONKEYです。どう考えても口紅のCMが合ってます。

 

 聖なる海とサンシャイン

色んなバージョンがありますがどれも素晴らしい出来です。PVなしにも語れませんがとにかくあらゆる方向から見ても完成度の高い、THE YELLOW MONKEY最高峰の一曲だと思っています。哀愁もあり、クールさもあり、女々しさもあり、セクシーさもあり、濃厚な雰囲気を感じ取ることができます。sunnyside of winter mixはそのまま邦画のエンディングに使われてほしい、そんな映画もたくさんあります。

 

 SECOND CRY

始まって一秒から、世界に引きずり込まれます。アルバムjaguar hard painのやりたい事を一瞬で分からせる破壊力あるこの曲。隠れた名曲であり、そのまま隠れたままでいてほしいとも思う名曲です。観光地のCMで使えばトリップ感満載です。

 

 赤裸々GO!GO!GO!

タイトルからわかるようにおバカ系のおちゃめソングですが、THE YELLOW MONKEYのコレ系曲はとにかく卑猥です。その世界観を大切に育て上げたということをよく知れるのです。ファン以外の人は知る由もないような曲ですが、ハマっちまった人はアリ地獄に落とされます。アリの巣コロリのCMはどうでしょうか、まだあるのかなあの商品は。

 

 セックスレスデス

思春期というのはある意味、病んでいる状態だと思いますが、そんな時期にこの曲はおすすめ、より刺激的に楽しむ事ができます。子供時代の私はこの曲を聴き、大人の性の世界を想像し、その度にやさぐれていきました。政府の少子化対策CMでこれを打つべき。

 

 創生児

曲構成そのものが斬新ですが、何よりギターがかっこいい。SICKSにふさわしい雰囲気を持ちます。口が悪いほうのやつが好きで、素敵なセリフまわしに心うばわれます、アホのソテーとか。これはもうウインナーのCMしかありませんね。

 

 SO YOUNG

思春期からずっと、ずっと聴き続けている曲の一つです。おっさんになった今でも頻繁に聴く理由は、時と場合により様々な顔を見せてくれる、聴く歳で味わいが全然違うのです。哀愁を、退廃を、愛情を、欲望を、THE YELLOW MONKEYから教わりました。中古車系CMで青春を売りとばさせましょう。

 

 空の青と本当の気持ち

ファンでなければ意外と知らない人が多いのではないでしょうか、優しく心に響く名曲です。けだるげな歌い方でパンキッシュな歌詞を詠むかっこよさ、無二です。今聴いても涙が出そうになるので危険です、純粋さとは決して綺麗なものではない、それを分からせてくれます。私が持つロックの定義に当てはまる曲です。ACのテーマソングにすべきです。

 

 Song For Night Snails

Smileに劣らず壮大で美しいオープニングテーマです。The Night Snails And Plastic Boogie(夜行性のかたつむり達とプラスチックのブギー)というアルバムタイトルが大好きで、つい口に出して読みたくなります。夜に働く美人がこれ聴いてたら惚れてしまいかねませんね。なのでお酒のCMに。

 

 

感想を短くまとめるのって本当に難しいですね、もどかしさだらけ。次からタ行です。