30年くらい前に古本屋さんで300円で買った本です。
私が古事記の謎にハマったきっかけの1冊かもしれない
古事記を読んでいて神様と神様の関係がよくわからなくなってしまいます。
古事記は神様の世界を無理やり物語にしたもの
実際に起こった事件や争いを抽象化して物語化したもの
などと考えていました。
ヤマタノオロチも火山の噴火なのか、氾濫する川なのか、猛威を振るっていた豪族なのか
それを物語化してジャンボな怪獣に例えたのかと
本当にいたかもしれませんけど
スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治したときに尻尾からでてきたのが
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)
これが三種の神器となって現代でも天皇陛下の即位の式典で使われたりしています。
日本の歴史って神様の物語が続いている
と考えると力が湧いてきます。
とはいえ、戦のなかで海に沈んでしまったり
決して見てはならないので、みたことがある人がいなかったりで
箱の中は空っぽなんだろうな
なんて思っていました。
でも、やっぱりあるんじゃないか!
と思い始めたのが最近
タロットを勉強していると
剣は風、情報、言葉、理性・・・
三種の神器の一つは言葉であり情報だったのでは!
鏡も勾玉もそろって国を統治するための奥義なのでは
と考えると古事記の宝がしっかりと今でも伝わっているのかもしれない
と思って勝手に安心しました。
三種の神器がモノではないのかもしれないと考えると
時代の影に埋もれて失われてしまったとされる十種の神宝
今まで読んだ本によると伝える人がいなくなって、10のうちのいくつかが伝わっているだけ
大半が失われてしまった
と言われているようですが、これもしっかりと残っているのかもしれない
今見ると、水、火、土、金、木をそれぞれ象徴しているようにもみえるし
相対する陰陽のようにも見える
とすると陰陽五行かもしれないし
セフィロトの樹との関連もありそう
太古、日本が始まりで
大陸に渡って戻ってきた
という説もあるので、全ての大本は同じような出処といっても不思議ではないんです。
ということで大昔に意識を飛ばして勝手に想像してみました。
今回も私の勝手な思考実験でした。

