はじめまして。記録の為にブログを始めました。
これまでに何が起きたのかを思いつく限り書き残します。
※日本の外での出来事です。

2020年3月11日、楽器(木管)を練習をしている時に左肘に違和感を感じつつリハーサル初日を迎える。演奏はできるが正直このまま使ったら悪化しそうな不安があった。この日、国内で最初の新型コロナウィルス患者が発見されてコンサートの中止が決まった。その翌々日からステイホーム期間に突入。

4月半ば、炊事をしている時に右手小指の第二関節が薄赤くなっているのを発見。コップを洗う時に痛いので打撲を疑い、絆創膏をクッションのように巻いて保護し様子を見た。しかし悪化し赤みが増した。寝ている時にうっかり指を曲げると激痛。楽器はまだ演奏可能。負担をかけないようテーピングをして練習。左肘は腱鞘炎用サポーターを使用。お腹を下すことが増えた気がしたが、夫婦揃って不調だったので関連は不明。この時は演奏は控えていたがまた治ったら再開するつもりだった。

5月、右手小指の第二関節の痛みが酷くなり、90度以上曲がらなくなってきたが、新型コロナウィルスによる外出禁止令や病院の様子から受診を躊躇。時々痛む左肘のために日本で処方されていたボルタレンと胃を保護する薬を使用。「なるべく屯用で」と書かれていた。それを飲み始めると悪化は止まったような感覚。演奏はしばらく休止し集中して回復させようと考えた。スマートフォンを持ち上げないように気をつけたり、音声入力を使い始めた。家事は重いものを扱うことはほぼ不可能。

6月、薬で悪化は止まったように感じたものの回復していないため外出禁止令が緩んだタイミングで最寄りの健康センターへ。整形外科で診察を受けた。薬を変えてテーピング固定、様子を見ることに。ニメスリドという薬があまりに合わず、ひどいめまいと頭のぼーっとした感覚、就寝時の心臓の不快感などの症状で治療中止。他の病院に受診出来るか確認したが在留許可証の更新時期と重なり、居住許可が下りていない期間は居住区内であるこの健康センターに行くことは出来ても外部の病院の診察を受けることは難しいとのことだった。

ある日朝起きたら脳では話しているつもりなのに声が出なくなった。起きた状態で少し待つと声が出た。原因は不明。次に使用したジクロフラムは副作用を感じず継続。しかし数日たったころ薬が切れる時間に激しい胃痛が発生するようになった。薬を中断し胃の痛みは回復。手の使い過ぎと診断され、検査をお願いしても血液検査もレントゲンも撮られないまま、これで十分、治療を終了しますと言われた。無理に指を曲げられ激痛発生、無理に曲げる運動を続けるよう指示を受ける。テーピング固定は外され、通常通り使うことを薦められた。

不安を感じて日本の知人(医師)に相談。その指示に従えば大変なことになるだろうとのことだった。楽器の演奏を試してみた。友人の忠告通り小指は使うほど真っ赤になり、ぶす黒さを増し激しく軋んだ。痛みを我慢して無理をすれば演奏は出来る。しかしこれは良くないと判断しオンライン診察を受け、別の整形外科にいくべきという回答をもらった。

しかし在留許可証をまだ入手できず居住区域外の知り合いの内科医に相談。日本の友人とも経過を話し、二人からはリウマチ科に行くべきとのアドバイスを受けた。何度も病院に直接相談しようと試みたが、在留許可証の入手が滞り、病院はパンク気味だったのか電話が繋がらず、メールをしても返信が来ず、友人の助けも借りたが進展出来なかった。

自覚症状は小指以外に拡大。左胸脇が朝起きるときに焙られているような痛みが数日間。この状態になる前に左胸に茶色のシミが3点発見。(皮膚は数年前から原因不明の症状あり)みぞおちからまっすぐへそのほうに下りてくるように薄黒い斑点が出来て、しこりになって痛みあり。

7月、このままではもたないという感覚。在留許可証や保険のことを働きかけ続けようやく助けてもらうための書類が集まり始めた。知り合いの内科医に勧めてもらったリウマチ科と連絡がついた。混雑していたのか、受け付けてもらえた予約日は8月末。薬だけで痛みを抑えるのは難しく、楽器は完全に不可能。日ごとに新しい箇所に問題は発生するようになった。

右手の親指が、小指と同じ状態を発症。次いである朝に薬指の第一関節。関節の線が無いことに気がついた。それから中指、人さし指、最終的に全ての指に違和感が発生。その後背中へ。中心ではなく、中心から少しそれた右だったり左だったり。痛み止めでは抑えられず、主人の勧めで月桂樹とハーブのペーストを購入。リウマチに効くという食品とのことで試したら痛みが和らいだ。お腹を下すことが劇的に増えた。今度は主人は普通で私だけだったため、薬が原因と考えた。

8月、どこが痛いのか何が起きているのか区別がつかない状態。薬を使う、痛み少し収まる、お腹を下す、薬を止める、お腹が治る、骨が軋む、薬を使う、お腹を下す、を繰り返して過ごす。確実に悪化の一途だった。幸い胃痛は無し。ボルタレンと胃薬を使用。夜は睡眠薬無しで眠ることが不可能。ニトラゼパム5mg使用。

8月の診察日直前に在留許可が降りた。薬が尽きたため診察日の2日前から何も服用せず。これまでの症状を鉛筆が持てないためパソコンでまとめた。

ここまでが、受診するまでの記録です。また思い出したら修正します。