宮本輝「流転の海」第2部です。松坂熊吾という何とも魅力的な男性が主人公。魅力的といっても“イケメン”って雰囲気ではなくて、私のイメージは(映画にするなら)若山富三郎とか吉田鋼太郎さんかな? ストーリーも面白いけど、ハッとするセリフがたくさん出てきます。
例えば〈子は親を選べない〉のではなく子は親を選んで生まれてくるのだ〉
〈『だまされた』とはなんという恥ずかしい言葉であろう〉〈二乗と女人は成仏できん〉のくだり。
〈使命を終えたということは寿命を終えた。死ぬのは使命が終わったからだ。〉等々・・・。
このセリフだけではピントこないと思います。どうしてこのセリフが出てきたのか是非この前後を読んで欲しいです。
「赤ずきんちゃん」「ジャックと豆の木」「塔の上のラプンツェル」「シンデレラ」を一つのお話にして、最後は赤ずきんが“道草をしなければ”ジャックが“巨人の宝物を盗まなければ”シンデレラが“舞踏会に行きたがらなければ”と罪のなすりあいが始まって・・・【教訓】で終わります。
ミュージカルではないけど、セリフをいちいち歌にされるとしんどい!!
映画館に観に行くほどでもないかと思いますが、メリル・ストリープと美しさとジョニー・デップ(狼)の遠吠えは見てほしい❤
ミュージカルではないけど、セリフをいちいち歌にされるとしんどい!!
映画館に観に行くほどでもないかと思いますが、メリル・ストリープと美しさとジョニー・デップ(狼)の遠吠えは見てほしい❤
曽野綾子さんの本は20代の頃を読んで、「私とは合わない」と思って(具体的なことを書くのはまずいかと思うので書きませんが)それ以来読んでいませんでした。が、これは人に勧められて読みました。前半「やっぱり合わない」と思いましたが、後半の「人生をおもしろがる」とか「老い、病気、死と慣れ親しむ」は、まあ納得です。