今回紹介するのは、

 

WarwickのRockBass Streamerのレフティ使用のベースです。

 

 

このWarwickの形、実は昔は好きじゃなかったんです。

「ペグが下向いてやがる、ダセェ!」

なんて高校生の頃は思っていました。すいません。。。

 

しかし、10代と云うのは影響を受けて、趣味嗜好が変わるもの。

 

メタル好きの友達が出来た瞬間、メタルに染まってしまうのです。

当時パンテラに嵌ってしまい、そこのベーシスト

レックス・ブラウンに影響されてしまったのです。

 

 

使っているベースはWarwickではなく、Spectorなのですが、

ブランドより、そのフォルム、弾いてる姿。

これに魅了されてしまったのです。高二病わろすです。

 

当時持っていたジャズベはメタルと違う、しかもゴリゴリした音は出ん!

 

と云うことで、買ったのが、

 

Warwick Streamer LX のレフトハンド。

 

おや?写真のやつじゃなくない?と思われた方。

鋭い!Warwick好きと認定しましょう。

 

そう、Warwickには大きく分けて3つのランクがあります。

 

それは値段と木の材質、構造が主に違ってきます。

 

一番上のランクは(ストリーマーに限った話をします)

 

こちら!

 

 

 

Warwick Streamer Stage 1 でございます。

 

カッコイイ〜!

見ての通り、スルーネックです。ボディとネックの一体感、このフォルム。

美しい。。。

Stage1という商品なので、Stage2が存在します。

 

それがこちら。

 

 

 

これもかっこいい!

パッと見だと、指板にインレイが入っているのと

ピックアップがJBタイプになっているのがわかると思います。

 

Stage3は残念ながらありません。

 

お値段は

Stage1が新品で30万ほど

Stage2が新品で40万ほど

 

高いですねえ。

 

自社製作なので、本国ドイツできちんと生産されているのも嬉しい情報です。

でも大体は機械が作るんですけど、微調整は職人さんが行なっているようです。

 

職人さんって言葉があると、ちょっと評価が上がりますよね。

 

 

「スルーネックじゃないとワーウィックじゃないやい!」

 

 

と云う方も居るでしょうけれど、自分はどうでもいいです、そんな意見。

 

しかし、実際弾いたことがないので音の感じや

持った感じとかは分からないのですが、弾きやすいんじゃないですかね?

 

ボルトオンに比べてサスティンが良いといわれていますので、音は結構違うと思います。

でもバンド編成の中や、ましてCDなんかで聴いてわかる人は音ソムリエぐらいなので、

一般的な耳をお持ちの方でお金がなければ、ボルトオンでいいと思います。

 

でも本物嗜好っていうやつが、結構邪魔したりしますよね。

 

大丈夫です。本物嗜好が出てきた時の問題はお金だけなんで、働きましょう。

それが無理ならボルトオンで大丈夫です。

 

というか根本的にスルーネックという構造からして音が違うと思いますので、

お金云々以前に、自分に合った音を選ぶべきです。

 

お金があってもボルトオンの音の方が良い!という人もいます。

 

 

そんなボルトオンモデルがLXシリーズというものです。

 

 

 

あれ?変わらなくない?

とお思いの方。裏を見て見ましょう。

 

 

このように、ネックとボディがネジで止まっています。

これがボルトオンというやつですね。

これは、パーツはドイツで作り、仕上げは韓国(だったかな?)で行われているみたいです。

一部モデルは、ドイツで仕上げまでされているみたいです。

 

自分はこのタイプのものを持っていました。

 

音は、ゴリっとし過ぎず、暖かさもあり、でも固めな音でした。

基本はステンレス弦を張っていました。

こいつをボガイーンって鳴らすのがとても気持ちよかったのを覚えています。

 

学生時代に御茶ノ水の某楽器店で、中古12万で購入しました。

まだ中古で入ったばっかりで、これからネットに情報を流しますと

店員さんに言われ、なら流れる前に購入してやる!

と、バイト代のほとんどを費やして買った気がします。

 

またこれも左利きあるあるなのですが、

右利き用に比べて、全く出回らないレフトハンドモデル。

左利きの人間は、

欲しいと思った形のレフトハンド仕様ベースが出ていると、

飢えた獣のようにそのベースを狩り始めます。

 

その結果、得られる幸福感と、金欠に苛まれるのです。

 

しょうがないです。

 

こいつは、4年ほど使っていましたが

売ってしまいました。

 

原因は引っ越しと、金欠です。

まあ、でももういいかなってなったんですね。

ネックの状態を維持するのもシビアなベースでした。

オイル仕上げなので、湿気に弱く、よく順反りしてましたしね。

 

 

弾きやすさはというと、だいぶ指の力が必要です。

自分が下手なのもありますが、

他のベースに比べて一音一音しっかり抑えていた印象です。

 

また、ピックガードがないので、スラップの時に指が入りこみ過ぎちゃうんです。

今思えばこれは練習と慣れだったのでしょうけど。

 

でも、それを上回る所有欲の満たされ感はありました。

高級な家具を買ったような。

インテリアとしても一躍買っていました。

 

これ持ってスタジオ行くのが楽しかったなあ。

 

 

そんな思い出を思い出させてくれたのが

冒頭の写真にあります、先日手に入れたWarwick Rock Bassです。

 

実は、しばらくベースを弾かない日々が続いていました。

10年ぐらい前に買った、PGM製のジャズベース(これもいつか紹介します)は実家にあって、

3年前くらいに引っ越した今の家には楽器が一つもありませんでした。

 

そう、3年のブランクがあるのです。

このままベース弾かないのかなあなんて思っていると、

 

ある日、古い付き合いの友人から「スタジオ行こうぜ」

と言われてしまいました。

 

手元にベースなんてない!

練習なんてできない!

 

そう思っていたところに、ちょうど!

ネットに2万という破格で売られているこの中古ワーウィックベースを発見したのです。

レフトハンドの相場は右利き+20%が基本です。

そしてこのRock Bassは、右利き中古で3万〜ぐらいです。

つまり、レフトハンドの中古は、4万弱〜くらいなのです!

 

そう、格安なのです。

買うしかないのです。

眠っていた獣が目を覚ましました。

 

はい、購入と相成りました。

 

ネットなので試奏も何もしないで買いました。

安物買いの銭失いになるかもしれないけど、

 

その時はその時です。

 

 

次回は、このベースについて、ちょっと掘り下げてみようかと思います。

 

 

 

初めまして。

 

このブログは、人に見せる文章をきちんと書くことと、

自分に起きた出来事や、趣味、映画のことなど書こうかな、と思っています。

 

「人気ブログにしよう!」

とか

「アクセス数、オイシイ、モット…欲シイ」

みたいなことは考えていません。

 

自分は自主映画を撮ったりするので、その撮影内容や告知、

趣味のエレキベースについて書いていこうかな、と漠然に考えています。

 

映画については、様々なブログで書かれているテーマです。

また、ベースに限らず、楽器系のブログは、

楽器の練習方法を書いているものから

木材から自作してみた!みたいな、マニアックなものもありますので、

決してそういった方々と肩を並べたい、などとは思っておりません。

 

ただ、自分はバンド編成では比較的人口の少ないベーシストの、さらにレフティーなので

もしかしたら、同じ少数派の方に共感してもらえる内容になれるかも、

なんて思ったりもしています。

 

映画も同じことが言えるかもしれません。

それは、自分の作った映画が万人に受けることを考えるより、

マイノリティなグループ、もっというと個人的な悩みを持つ一人の人間に感動を与えられる、

そんな映画が作りたいのです。

 

このブログは、そんな考えを日々意識する為に書いていこうと思っています。

 

早速、次回はレフトハンドベースについて、書いていこうかな

と思っています。

 

 

続くかはわかりませんが、よろしくお願いします。