こんにちは。犬神まりんです。

 

セラピストですがオバちゃんです。気づいたらブログの更新が滞っておりました。そしてさらに気づいたらもう2月。

 

年を取るわけですな真顔

 

もうじき、節分だし。

 

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アマゾンプライムにて「けものみち」を見ている。2006年のドラマで、リアルタイムでも見ていた。なつかしいなあ。

 

松本清張原作の、なかなかに濃いいオトナのドラマである。主役を演じる米倉涼子がなかなかいい。このヒト、あんまり好きじゃないんだけどやっぱりキレイで華がある。毛皮やジュエリーの似合う若手女優って、このときもなかなかいなかったのではないか。今から14年前だけれど。北島マヤにもゼヒとも演じてもらいたい役である。

 

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「けものみち」とは、ニンゲンが踏み入れないゾーンのことであり、そこを歩むニンゲンの眼はたぶん獣性を帯びている。そしてまた、そのような眼をもつような者しか歩めない道のことなのである。武田双雲の書く「タイトルの「けものみち」、なかなかに気合が入っていて、また味がある。額に入れて、欲しいくらいである。

 

「あっ。これから見ようと思ってたのに、バラしやがったな」と思われてもアレなので、細かい内容には触れないでおくが本当の悪というのは、そして本当の獣の眼をもつニンゲンというのは心底、残酷なものなのだなと思うドラマであった。本当の悪魔は丁寧に仕事をする。決してわめいたり焦ったりもしない。

 

「ていねい木下」という、大食い選手権の選手をふと思い出す・・・。今、彼はどうしているのだろう。見かけないだけかもしれないが。

 

主人公・成沢民子を演じていた米倉涼子は、顔立ちが狐っぽい。狐、で思い出すのは「狐がつくと、くるくる回る」という話だ。

 

山などで「あれ?さっきもココ通らなかった?」というようなことがあるときは、だいたい狐によるものだとか。比叡山なんかでは、慣れているはずのタクシーの運転手さんでも山中をくるくると回ってしまい、目的地になかなかたどり着けないということがあるらしい。「よく、ここではこういうことがあるんですよ」と語る運転手さんとのエピソードを、漫画家の山岸涼子さんが描いていらした。

 

そういうときは、どうしたらいいか。

 

タバコに火を点け、一服するのだそうである。そうするときちんと目的地にたどりつけるのだそう。やはりけものは、火を嫌うからであろう。ちなみにオバちゃんはチャッカマンのが使いやすい。

 

「けものみち」でも、「火」が大いに関係する。カルマの話でもあると思う。ニンゲンは火を使い、けものは火によって祓われる。なにか、物事がうまくいかずにくるくると迷走してしまうようなときは、とりあえず一服するかキャンドルでも灯して、おのれの心の情念を祓うのが一番である。そういうときは発する周波数がかなりヨクナイから、近づくものもそれなりだ。

 

そしてよきにつけ悪しきにつけ、したことは返ってくる。

 

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一度踏み入れてしまった「けものみち」は、出ることができず、くるくるとただ彷徨い続けるほかない。そんなことをね、しみじみと思うドラマでありました。