4月1日という1年の始まりからこんな重たい話題ってどうかと思うんですがどうしてもしたいのでさせて頂きますね。
タイトルにもあるように今日は映画『コンクリート』という映画についてお話させて頂きたいと思います
この映画は、2004年に公開されたR-15の映画です
しかもこのお話は実話を元にされていてその内容もかなりシビアなものなんですね
何を元にされているかというと1989年に世の中を震撼させた『女子高生コンクリート詰め事件』という
20世紀始まって以来残虐な少年犯罪です
これはかなり映画公開にあたり色んな波紋を呼びました
『何でこれを映画公開すんの?被害者冒涜してるでしょ』『救いようのない話ほど見てて気分の悪いもんはない』
など。
※実際のご意見とは少々表現を変えておりますが
確かにこの事件の被害者は41日間に及ぶ様々な暴行を受けた挙句コンクリー詰にされ空き地に捨てられ、悲惨な死を遂げました。
それに被害者が受けた精神的ダメージ(勇気がある方は色んな文献を読んでほしいのですが)は、脳を溶かすほどのものであったし
ほぼ受け身のか弱い少女を卑劣なまでに弄んだこの事件を映画化だなんて嫌がる方はたくさんいらっしゃることでしょう。
でも、私は実際この映画を見た時、映画化したことにまで否定的なことは考えなかった。
何故か?それは、人と言うのは耳元で囁き続ける何かがなければどんどん風化していってしまう。
そういうものなのです。
映像はグロテスクなもので嫌な方なら目をそらしてしまうかもしれない。
けど、被害者の役を演じる小森未来さんが映画最後に『命の尊さ』を投げかける呟き(ナレーション)。
主犯を演じた若き頃の高岡蒼佑(現・高岡奏佑)さんが小さな小鳥を手から離し、一筋の涙をこぼすシーン。
これは現代を生きる私達への問いかけであるのではないでしょうか
監督はただ猟奇趣味で作ったのではないはずです
少年犯罪が起きてしまうのは、やっぱり少年少女の心を満たすだけの憩いの場がないから
全ては学歴社会で
格差が出来る
格差の中で下を這いずり回る人間は痛みから解放されたいが為に更に自分より弱い者を見つけ虐げる
その結果、こんな無抵抗な人間を卑劣なまでに傷つけ殺める結果へとつながったのだと思う。
コンクリートは、昔の話じゃない
『今』を生きる、すべての人間へ語り掛ける話だ







