オードリー若林さんの新作エッセイ「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を読んだ!

 

初エッセイの「社会人大学人見知り学部卒業見込」に共感し(わたしは彼ほど重症ではないが、共感ポイント多い)、その2作目、しかも旅行記とくれば、もちろんチェック。

 

というわけでもなくて。

同世代の人が著作を出して成功していることにいまだに嫉妬心があるわたしは、この本を知った当初は「へぇ~~」という感じで流そうとした。

が、世間の評価も高いようなので、やっぱり読んでみることに。

 

若林くんが出ている番組は必ずチェックしてる!というファンではないけど、心の中ではかねてより若林くんのファン。

異性としてもタイプやな。

「社会人大学~」で、やっぱり思ったとおり(いや、それ以上)の普通じゃない人や!と確認した。

 

で、新作。

これは若林くんの3泊5日のキューバ旅行記。

出発前の経緯から始まっている。

魅力的な旅行記は必ず、旅に出た理由にきっちり触れられている。

 

もちろん若林くんなので、普通の旅の記録ではなく、「社会人大学~」同様、時折チクっとくる若林節が健在。

なぜ行先がキューバ?というのもちゃんとオチがある。

これがもう、泣ける。

 

もはやとっくにタレント本を超えているレベル。

漫才師なのに、こんなにも読む人の心を揺さぶる文章書ける若林くん、すごいわ。

彼一人の力で書いたのなら、ほんとすごい。

 

キューバに行きたくなったけど、高いんだ!