トルストイ『人はどれほどの土地がいるか』に学び、悔い改めないといけない人は誰?

(民話の要約)
わずかな代金を払えば、日没までに戻ることを条件に1日歩いた分の土地が自分のものになるという話を聞きつけた農民パホームはある日、日の出とともに出発し、食事も休みも取らずに遠くまで歩く。太陽が沈み始め、必死に出発点に駆け戻り、広大な土地を手にした瞬間、そこで息絶えた。我を忘れた欲望の果てに、彼にとって必要な土地は埋葬するための土地だけだったというお話。

(写真提供:音更町十勝川温泉観光協会)