みなさんミンガラーバー(ミャンマー語でこんにちは)
じょーじです。

早速ですが、今のミャンマーの音楽シーンについて思うところを書いてみます。
※個人の意見ですので「いや、違うよ」って方は読み流してください。
 (ディベートは面倒くさいので)

まず事実として2点。
1点、この国の皆さん、音楽大好きです。いつも歌ってます。
2点、この国の皆さん、多分90%くらいが音痴です。一般人は日本人以上に音取れません。

そしてバックグランドとしてこの国は義務教育に音楽の授業はありません。
だから音に対しての知識がありません。
(ドレミとか、コードとかそういった類いのことはあまり分からない)
※もちろんお友達のミャンマー人ミュージシャンはそういう知識あるし、上手い人結構いますよ!!
 一般論としてです。

上記2点を踏まえた形で分析したこと。
ミャンマーの方々はどうやって音楽を楽しんでいるのか?
個人的な分析の結果、彼らは音を楽しむというより、歌詞を楽しんでるんじゃないか?
という結論に至りました。

いくつかのミャンマーPOPSを聞くと、ベースもドラムもギターのリフもどっかで聞いたことある
あるいは何も工夫のない高校生でも作曲出来るレベルの曲だったりします。あとRAPが多い。
(ちゃんとした曲も一部はありますけど)
でもめっちゃ売れてる。
ではなぜ売れてるか?歌詞がいいから。
ミャンマーPOPSの95%は恋愛絡みの曲です。
いい歌詞は売れるのです。共感出来るから。

そして曲。著作権が全く機能していないこの国では洋楽(日本の楽曲含む)を臆面もなしにパクります。
ミャンマー語で歌詞を書いて自分の曲として披露する歌手がほとんどです。
代表的なものとしては長渕剛の「乾杯」とか、キロロの「未来へ」とか、
安室ちゃんの「Can you celebrate?」とかですかね。
洋楽も多いですよ。Offspringの「I want you bad」をミャンマー語で聞いた時は衝撃でした。
ん?どっかで聞いたことあるなぁと思ったらあ、これBon Joviじゃん、とかw
原曲に対してのリスペクトなんてありません。歌詞をつけた時点で自分の曲になります。
https://www.youtube.com/watch?v=KiTCHMIyvjk

んじゃーなぜ彼らは歌詞にそんなに思い入れがあるのか?
これ結構考えたんですが、やっぱり仏教のお国柄だからということになりました。
こっちだと土日はどこかへ出かけると糞うるさい音でお経が聞こえてきます。
日本だとお寺でお坊さんが読経したりしますが、こっちは規模が違います。
お経でマイク使うんです。
PAとかもないのでアホみたいなボリュームでエコーかかりまくり。
もはや何言ってるかわかんねー状態です。
けどありがたいお経を毎週末聞いてみんな育ってきてるわけです。
そんな感じなので「ものを聞く」という動作に対しては音を聞くのではなく
お経を聞いてる感覚で歌詞を追っているんじゃないかなぁと思ってます。

これがいいか悪いかというと、それは文化なので何も言えません。
プレイヤーとしては「もうちょっと音聞いてよ」って思うんですけどね。
今日はこんな感じ。またねー。