先日、10月9日のこと。

縁あって、筑波山方面にいく機会がありました。

その際にカミさんと一緒に訪れたのが、この月水石神社です。

 

明朝4:30に家を出発し、真っ暗の中、圏央道を走って

常総ICで下道に降りました。

 

そのころになるとようやく明るくなってきましたが、

当日は天候が悪く、筑波山は雲に隠れており見えません。

その内、パラパラと小雨が降りだしましたが、

傘を差すほどではない状態でした。

 

筑波山神社への道路を右に折れて、

住宅地をちょっと入ると、月水石神社(がっすいせきじんじゃ)の方向を示す

道標が見えてきました。

 

そこを右折するとかなりの坂と狭い道になっていましたが、

注意して下っていくと、民家の横の畑の入口に神社はこちら→の標識がありましたが、

到底車が入れそうもなかったため、カミさんの誘導で更に坂を下ると

車が一台でいっぱいとなりそうな、神社の駐車場があり、

そこに車を停めました。

 

駐車場の立て看板には2台停めることができる旨の記載がありましたが、

私の運転技量では、到底不可能なスペースでした。

しかしながらまだ朝6時30分くらいであったので、参拝客は私たちだけ。

真ん中に駐車させてもらい、坂を登って、月水石神社を目指しました。

 

入口の横の畑は何かくだものの樹木のようでしたが、

その横を歩いていくと、うっそうとした木々の中に祠が見えてきました。

 

 

 

こちらが月水石神社です。

携帯で撮影したので、明るく写っていますが、

周辺は森の中であることと、

まだ朝6時半なので実際はまだ薄暗く、

ちょっとビビりながらの参拝でした。






 

由緒書です。

あまり由緒書は読まないほうですが、

今回書いてある内容がよく入ってきました。


天照大御神の孫ニニギの命が、

浅間大御神のコノハナサクヤヒメに結婚を申し込んだ際、

父親の大山津大神からは、

姉のイワナガヒメとともに姉妹二人を妻として差し出したようです。

ニニギの命は木花咲耶姫を妻として迎え、

イワナガヒメとは結婚しなかったようです。


木花咲耶姫は読んで字のごとく、

花のような可憐さを持つ女の神様のようですが、

イワナガヒメは頑丈なタイプの女の神様で

女性アスリートのような感じを思いましたね。


その結果、以後の人間には必ず子孫を生み残し、

死んでいく運命となったようです。


ニニギの命がイワナガヒメと結婚したら、

子孫は雪が降っても、風が吹いても

石のように常に不変不動な人類となっていたとの事。


素晴らしいじゃないですか。

イワナガヒメに見守られると言うだけで、

なぜか力が湧いてきました。




 

御神体は巨石でした。

謂れにも書いてあるように

イワナガヒメそのものという感じがしました。

周辺にも大きな石がありました。


筑波山に行ったら筑波山神社が定番ですが、

月水石神社に参拝するのもいいかもしれません。


但し、車での参拝は軽ならどうにかという感じですので、

バスを使ってのハイキングがてらの参拝というのがよろしいかと。


この後、筑波山神社に向かいましたが、

何故かこの一帯が停電中で信号機も消えていました。

筑波山神社の駐車場にも入れず、

参拝は今日ではないのだなと悟り、

断念して帰途につきました。


常総IC近くの道の駅に寄り、

人気のメロンパンを並んで購入。

また海鮮丼、茨城名産の納豆なども買ってから

圏央道に乗り、午前中には自宅に到着。


今回、イワナガヒメからパワーをもらいました。


さあ明日から神領に21日まで出張です。