ときには《横道にそれた遊び》をしている人間のほうが心にゆとりが生まれてくる。
ムダがなければ人も組織も伸びない。
ナース・ログ(看護婦の木)という言葉がある。
森の中に横たわっている倒木のことだ。
倒木は一見、ムダにみえるがコケや微生物を育み、
土壌を豊かにするなど自然界の重要なサイクルを担い、
森を生かしている。
企業社会という森にもナース・ログはある。
ムダが富を生む。
息抜きのためのちょっとしたサボリの時間。
これなどもナース・ログの最たるものだと思う。
職場からサボリを許容する空気がどんどん失われてしまったのではないか。
それとともに職場から個性的な人間やスケールの大きな人間がいなくなったようにも思う。
息抜きも許さない徹底したムダの排除は目先の利益を確保するという意味では
株主受けはいいかもしれないが長い目でみれば企業の力を弱めるだけのような気がする。
ムダの排除は心の余裕を奪う。
外資系コンサルタント会社は社内のあちこちにソファやベンチを置いて
社員が仕事で煮詰まったら、そこでお茶を飲んだり、雑誌を読んだりして
ちょっとした息抜きができるようにしている。
いわば、会社公認のサボリスペースでこれを設置してから斬新なアイデアが
増えたという。
ムダの積み重ねが遊び心を生む。
個性とはムダなことをすることで育まれる側面が強い。
《多逢聖因 たほうしょういん》という言葉がある。
いい人にたくさん出会うと、自然に運も向いてくる、という意味だ。
一般的に飽きずに長続きする趣味
1、あまりお金をかけずにできる
2、一人でできる
3、あまり時間を取られない
4、あまり体力を使わない
5、年をとってもできる
6、発表の機会がある
7、幅広い年代と交流できる
道具にこだわれば遊びはもっと愉しくなる。
よい道具を手に入れる喜びや使う快感は、趣味の持つ健全な楽しみの一つだ。
狭くて深い趣味は人を磨き上げる、グレードの高い遊びなのだ。
一人の時間を孤独ではなく、自由で贅沢だと思えるような心の豊かさを若いうちから
身につけることだ。
いい店を見つけたら、そこの店主と親しくなって、別のジャンルのいい店を教えてもらう。
他のジャンルの店なら、商売敵にならないから「ああ、それなら、あそこの店がうまいよ。安いしね」
などと、気軽に教えてくれっるものだ。
川北 義則
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特に若い男性に読んで欲しい本!
広く浅い内容
そもそも「品格」とは何なのか?
ヴァリエーション豊かな生き方にあこがれをいだける本
こんな時代だからこそ、「遊び」を!





