映画「イミテーション・ゲーム」を鑑賞。

物語は暗号解読や戦争の勝敗といった大きな歴史を描いているはずなのに、強く感じたのはチューリングの孤独や人間性だった。

チューリングの孤独は、天才ゆえの隔たりというよりも、社会が「違うもの」を受け入れられなかった時代の空気そのものに押し潰されていたように思う。仲間と笑い合う瞬間もあるのに、最後には誰も彼を救えない。その落差がなんともいえない。

参考