痔瘻になったことのある人なら一度は悩んだと思う、この病気の説明のしづらさ。
この病気は一般的に知られているものでないし、端的に説明ができないので、相手も面倒になって「まあいうて痔なんでしょ」になってくる。
痔は痔で、世間的には悪くなったら手術、普通は薬で治るでしょとなんとなく軽いイメージで見られがちだ。なんなら場所が場所だからニヤニヤ笑う人もいる。病気ナメんな。
ということで、私がどう説明していたかを残します。皆様も良い説明方法があれば教えてください。
★痔瘻とは
肛門付近には実は油の出る穴があるが、そこにバイ菌が入って、膿んじゃうことがある。
膿を排出するための管と穴を、大腸や肛門とは別に体が新規に建築するが、実はそれは違法建築。これが痔瘻。
(長い説明に耐えられなさそうな奴や下ネタ好きな奴には、体が違法建築して新しい臓器出来たんす、と言っていました)
★手術について
この病気は薬では治らない。違法建築物は撤去しないといけない。なので取り出す手術をする。
しかもこの手術は患部を抉り出して放置する手法である。さながら古い水道管の撤去作業をして、地面は埋めないで放置する様なものだ。
因みに手術の説明をすると、周りから「なんで手術をしないといけないんだ」「そんなに悪いの?」と言う反応がある。これへの回答が難しい。正直私に聞かれても困るぜそう医学が決めたからだぜ、という気持ちでいっぱいになったが、とりあえず
「悪くなる前にとったほうがいいから」
一択だろう。
そうなのだ。痔瘻ができて、悩むことはパンツ汚れてる?の他に、少し排便時肛門が痛いとかそれくらいで、大して困らない。困らないから事の重大さをこちらは説明できない。
でも放置すると稀に癌化するし、デカく成長することも。そうなってからの手術は大変なものになるとのことで、予防も含めた手術なのだが、これまた理解を得にくいのだ。
★術後、相手に大変さが伝わったこと
術後自分の状態を相手に伝えるために摘出した管の大きさを伝えるようにした。
摘出した管の大きさはこれ(具体的に)くらい。つまり私の体にはそれ相応の穴が空いています。
縫ってないです(重要)。血がめっちゃでてきます。痛いです。
私の場合、2cm×1cm×6cmだったので結構衝撃を受けてくれる人はいた。定量的に示すことは大切である。