娘は今日はスノボ。

朝早くから、友人の車で出かけました。


昨日までは、仲のいい女の子4人で一泊スキー。

帰ってきたと思ったら、また次の予定。


私はいつも通り、玄関で言う。

「楽しんできてね」


その一言は、本心。

元気でいい。

友だちが多くて、お誘いが多いのも、ありがたいこと。

(親としては、まずそこが嬉しい)


でも、言葉を送り出した後に、

胸の奥で小さく引っかかるものがある。


——婚活、大丈夫?


娘は一応、時々まとめてお見合いもしているみたい。

だけど「ピンとくる人がいない」と言う。


その言葉が、本当なのか。

ただ疲れてしまっているだけなのか。

それとも…まだ本気で生活を変える覚悟までは、来ていないのか。


さらに、昨日の4人で写した写真を見たら、

みんな本当に素敵なお嬢さんで。

若いって、こういうことなんだなぁ…と、眩しくなった。


そして聞いたのが、

娘以外の3人は、今日はみんな彼氏とデートらしい、ということ。


……母は複雑。


比べたいわけじゃない。

焦らせたいわけでもない。

ただ、娘が将来、ふと寂しくならないか。

周りが家庭を持っていく中で、取り残されたように感じないか。

それが心配なのだと思う。


今は、予定がぎっしりで、

次から次へと誘われて、

笑い声の輪の中にいる。


でも、友だちが結婚していけば、

遊び方も、集まり方も、少しずつ変わる。

その時、娘の心はどう揺れるだろう。


親の私ができることは、きっと多くない。

「婚活しなさい」と言えば言うほど、

娘は遠ざかる気がする。


だから私は、今日も言わない。

「楽しんできてね」

その一言だけ。


でも、言わない代わりに、心の中で祈っている。

遊びも、仕事も、友だちも大切にしながら、

ちゃんと“この先の人生を一緒に歩ける人”にも出会えますように、と。


——親って、

嬉しいと心配を、同じ日に抱える生きものですね。