「新聞の社説(しんぶんのしゃせつ)の始まり

 明治時代の著名な政論家・福地櫻痴(源一郎)が、明治4年(1871)11月に岩倉具視の一行に従ってヨーロッパを訪問し、明治6年の夏に帰国したが、間もなく政変が頻発し、明治7年12月から東京日日新聞社に入って紙上に論説を上げ、政治を批判したのが社説の始まりである。