強羅にごりの湯宿のうのう箱根さんの夕食をご紹介します。
食事場所は1階のお食事処またはお部屋を選択します。
部屋食希望の場合は予約の際に部屋食プランを選択する必要があります。
私たちは食事処でいただきました。
食事処
掘りごたつのボックス席のような感じです。
個室ではないので周囲の話し声も聞こえます。
静かな場所で食事したい方は部屋食の方がいいかもしれません。
実はチェックインのとき夕食を部屋食で提供したいと宿から申し出がありました。
食事処の席は4人だと少々手狭なので部屋食の方がおすすめとのことでした。
でも部屋食は好きじゃないし、友人が足を怪我していて正座は無理なので食事処で用意してもらいました。
個人的には言うほど狭いとは思わなかったし、掘りごたつで足が楽ちんなので食事処で正解でした。
お品書き
夕食は複数のコースが用意されています。
松・竹・梅の3コースをはじめ、松コースより豪華な雅コース、旬の食材を使った期間限定コースなど様々。
竹と梅のコースは平日限定で、休前日は松コース以上のコースから選択となります。
私たちは松コースにしました。
日本酒
竹の形の器で面白い。
最初のセッティング
食前酒、先付の他に鍋物の小鍋と釜飯もセッティング済みでした。
食前酒 箱根産梅酒のソーダ割
果実酒って甘ったるくてちょっと苦手なのですが、これはソーダ割なのですっきりしていて飲みやすかったです。
先付
人参田楽 葱味噌
海老とアスパラガス、ミニトマト アボカドクリームチーズ掛け
鴨のコンフィ ブランデー柚子ソース
人参田楽が甘くて、焼き目の付いた香ばしい葱味噌とも合ってすごく美味しい。
海老や鴨は定番食材ですが、ソースに一工夫があってグッド。
向付 季節の鮮魚 四点盛り
真鯛 アオリイカ 平目 本鮪
本鮪はイマイチだったけど他は鮮度良かったです。
鍋物 豆乳しゃぶしゃぶ
箱根山麓豚バラ肉、ロース、水菜、占地、榎、白葱
お肉もお野菜もたっぷりでボリューミー。
豆乳スープはお出汁も利いていて豆乳の癖は感じませんでした。
煮込んでいるうちにスープが固まって豆腐?も出来ます。
トッピングの胡麻とおろしだれを加えると味に変化が出て面白いです。
鉢肴 鰈酒粕焼き 栄螺盛り合わせ
脂の乗った鰈と磯風味のサザエを焼き物で。
強肴 足柄牛と茸の陶板焼き 山椒味噌風味
これ見た目以上にボリュームあります。
濃いめの味ですが山椒のピリっとした刺激がアクセントになっています。
お食事 太刀魚の釜飯
1人に1つ釜炊きで用意されています。
程よい味付けで美味しくいただきました。
お茶碗2、3杯分くらいあります。
余ったご飯はおにぎりにしてお部屋に届けて下さいますが、全員お腹いっぱいでおにぎりは辞退しました。
止椀 お吸物
茗荷とジュンサイのお吸い物。
香の物
ほうじ茶
水菓子 黒胡麻のブランマンジェ カステラアイス添え
デザートはイマイチでした。
ブランマンジェは黒胡麻の味が薄くて甘さ控えめでインパクトに欠ける味。
ざらざらしていて舌触りも良くありません。
ブランマンジェってもっと滑らかな舌触りのものだと思うのですが。
もっと胡麻の味が濃厚で甘さもある方がデザートらしいと思います。
カステラアイスは甘すぎてくどかったです。
他の料理は美味しいと言って食べてた友人も「デザートはイマイチね」と感想を漏らしてました。
これだったら季節の果物でも出してくれた方が良かったかも。
少し話が変わりますが、のうのう箱根さんはルームサービスが充実しています。
ドリンク以外にもおつまみ、揚げ物、ご飯もの、パスタ、つけ麺、デザートなど豊富で魅力的なメニューが多いです。
値段も400円台~800円台とリーズナブルです。
これなら沢山食べる方でも夜食の心配しなくていいですね。
夕食前はつけ麺好きの旦那が夜食につけ麺食べる気満々だったのですが、夕食でお腹いっぱいになって断念。
同価格帯のお宿と比較して夕食の品数は少な目です。
でも豆乳しゃぶしゃぶ、足柄牛の陶板焼き、釜飯はボリュームがあって夕食全体のボリュームは十分です。
私たちはお腹いっぱいで夜食のおにぎり辞退したくらいですし。
強く印象に残るような料理はありませんでしたが、宿泊料金相応の内容でどの料理も味付けに一工夫がされていて美味しくいただきました。
続く