三水館 再訪 2015.8 ⑤夕食2日目 | くまの温泉旅日記

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三水館さん2日目の夕食をご紹介します。

前菜


前菜アップ
トマトのシロップ煮 おかひじきのお浸し

トマトはシロップの甘さは控えめで程よい完熟フルーツのような甘さで美味しい。
おかひじきのシャキシャキで歯ざわりがいいです。


茄子田楽 焼きしし唐 焼きとうもろこし ひき肉の紫蘇挟み揚げ

茄子田楽は茄子がとろとろで田楽味噌と相性抜群。
しし唐ととうもろこしは焼くことで野菜の自然な甘さが増して香ばしさもあり美味しい。
ひき肉は紫蘇で挟むことで揚物だけど爽やかな味わいになっています。


モロッコいんげんの胡麻和え 南瓜のマリネ

モロッコいんげんは胡麻だれとよく合います。
南瓜は素揚げしてありマリネにすることでさっぱりといただけました。


胡麻豆腐

もっちりしています。


焼きなすの玉子とじ

早くもメイン料理の登場?
大鍋で熱々の状態で運ばれてきました。
2人分です。
焼きなすはそのまま食べることが多いですが、スープ仕立てでいただくのもいいですね。
上品な薄味のスープと玉子、紫蘇とも相性よく胃に染みわたるような優しい味わいです。
スープも美味しくてごくごく飲んじゃいました。


冷製茶碗蒸し

オクラ、ズッキーニ、とうもろこしが入っています。
熱々の焼きなすの玉子とじで火照った体に茶碗蒸しのひんやりしたのど越しが心地良いです。


夏野菜のサラダ

きゅうり、オクラ、長芋、枝豆、茗荷のサラダ。
醤油ベースの和風のタレが絡めてあります。
大皿で2人分運ばれてきて小皿(下の写真)に取り分けます。
1人当たり小皿で3皿分の量がありました。
さっぱりして美味しいけど量が多すぎてお腹が苦しくなってきました。


信濃雪鱒のソテー

表面はカリカリに香ばしくソテーされていました。
添え物がラタトゥイユのようにたっぷりいろんな野菜があって嬉しい。
ちなみに夏に連泊するお客さんの多くは鮎を2日間とも所望される方が多いそうです。
女将さんに2日目の魚料理も鮎にしますか?と聞かれましたが、私は川魚はあまり得意でないので別のお魚でとお願いしました。
好きな人には天然物の鮎は2日連続で食べたいご馳走なのでしょうね。


チキンと夏野菜のグリル

メインは焼きなすの玉子とじでは無かった…(大汗)
こちらが夕食のメイン料理でした。
具はチキン、茄子、じゃが芋、モロッコいんげん、パプリカ、南瓜。
小皿(下の写真)で1人当たり2皿分の量がありました。
グリルしたチキンもお野菜もとても美味しいですが、量が多すぎてもうギブアップです。

香の物

いつもなら旦那が私の分も残さず食べますが、満腹すぎて今回は旦那も香の物はパスしてました。


酢の物

この料理はメモに書き漏れていました。
たぶんワカメの酢の物で上にのっているのは細切りの素揚げしたじゃが芋だと思います。


梅と紫蘇のご飯

梅と紫蘇がさっぱりとしていていくらでも食べられます、と言いたいところですが、満腹でお腹が苦しくて2、3口分味見して終了。
女将さんにお願いしておにぎりにしてもらいました。
後で時間を置いて食べましたが冷めても美味しかったです。


モロッコいんげんと油揚げのお味噌汁


デザートとお茶

スイカとメロンのゼリー。
お腹が苦しいと言いつつ、デザートはしっかり完食(笑)

2日目も夏野菜がたっぷりで美味しい夕食でした。
序盤で大鍋の焼きなすに、葉っぱものじゃないたっぷりサラダ、終盤のチキンと夏野菜のグリルは想像以上のボリュームでした。
三水館さんに連泊する場合、大食漢な方でない限りお昼は抜きにした方がいいと思います。
私もお昼抜きにしてましたが、それでも満腹で食後しばらく動けませんでした(笑)


三水館さんの料理は野菜中心の家庭田舎料理をベースとしたものです。
肉料理はほとんどありません。(全く無しの場合も)
高級食材はありませんし、懐石料理や一般的な旅館料理とは異なります。
高級食材を使った豪華な料理を求める方には不向きです。
野菜中心なのでボリューム控えめと思うかもしれませんがボリュームはかなりあります。
結構食べる私と旦那でも毎回満腹でお腹が苦しくなります。
小食な方は鍋やグラタンのメインを全部食べるとその後の料理がお腹いっぱいで食べられなくなるかもしれません。
お腹と相談しながら食事のペース配分にご注意下さい。
食材から調味料に至るまで吟味して手間暇かけて丁寧に作られた料理ばかりです。
地味だけど滋味あふれるそんな料理だと私は思います。


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続く