三水館 再訪 2015.5 ③夕食 | くまの温泉旅日記

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三水館さんの夕食をご紹介します。

前菜


わらびの山かけ 藤の花のおろし和え かき菜のお浸し


フキのお寿司 ねぎぼうずの天ぷら 山菜の春巻き 
新玉ねぎと青ねぎの味噌炒め 新玉ねぎの玉子焼き

旬の野菜を使った美味しい前菜。
藤の花やねぎぼうずなど普段食べることのない食材もあって面白い。


信濃雪鱒の昆布〆


新じゃがとわらびとフキの煮物

煮汁が染みています。
火の通りが程よくわらびやフキの食感もいいです。


よもぎ豆腐

すり潰した?よもぎがたっぷりのもっちり豆腐。

サラダ

葉物以外の野菜はアスパラ、スナップエンドウ、ミニトマト。
上にトッピングされている黒っぽい葉物野菜(種類失念)は揚げてあって香ばしさとパリパリした食感がいいアクセントになります。


信州サーモンの粕漬け

あぁ、ご飯が食べたくなる~。


山菜グラタン

今回の宿泊の一番の目的はこれです。
複数の山菜がたっぷり入ったグラタン。
ホワイトソースにはトマトが加えてあります。
トマト味のホワイトソースと山菜という組み合わせは三水館さんでこの時期にしか味わえない味で特別感があります。

山菜のお浸し

サラダと同じく上に素揚げした山菜がトッピングされています。
さっぱりした味わい。


香の物


筍ごはん

お櫃の蓋を開けた瞬間、木の芽の香りがふわっと広がって満腹気味だったはずの食欲を刺激します。
木の芽は宿の庭に自生しているものを使っているそうです。
採れたて新鮮だからこそ香りも強いのでしょうね。
筍のシャキシャキ感と木の芽の香りが春らしい味わい。


お味噌汁


お茶


夏みかんぜりー

デザートはラウンジに場所を移していただきます。
ゼリーは甘さ控えめで夏みかんが引き立つさっぱり味のゼリーでした。


山菜をたっぷり堪能しました。
久々にいただいた山菜グラタンはやっぱりとても美味でした。


三水館さんの料理は野菜中心の家庭田舎料理をベースとしたものです。
肉料理はほとんどありません。(全く無しの場合も)
高級食材はありませんし、懐石料理や一般的な旅館料理とは異なります。
高級食材を使った豪華な料理を求める方には不向きです。
野菜中心なのでボリューム控えめと思うかもしれませんがボリュームはかなりあります。
結構食べる私と旦那でも毎回満腹でお腹が苦しくなります。
小食な方は鍋やグラタンのメインを全部食べるとその後の料理がお腹いっぱいで食べられなくなるかもしれません。
お腹と相談しながら食事のペース配分にご注意下さい。
食材から調味料に至るまで吟味して手間暇かけて丁寧に作られた料理ばかりです。
地味だけど滋味あふれるそんな料理だと私は思います。

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続く