三水館 再訪 2015.3 ⑤夕食 | くまの温泉旅日記

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宿の情報は宿泊当時のものです。
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三水館さんの夕食をご紹介します。

食事処

個室3室と個室でないテーブル席が4卓あります。
宿泊人数や子供連れ等を考慮して席を決めているみたいです。


前菜


前菜アップ
冬菜のお浸し 白いんげんのオリーブオイル和え 独活皮のきんぴら


菜花のお寿司 干し芋の天ぷら 独活の天ぷら 山菜春巻き ニラ入り玉子焼き

春の味覚満載の美味しい前菜。


草鍋

三水館さん春の名物、草鍋。
クレソン、なずな、甘草、ニラ、田芹、細ねぎ、三つ葉と草がたっぷり。
草以外の具は鶏肉、鶏つみれ、豆腐。
草たっぷりで野趣溢れる味わい。
一つ一つ草の味を噛みしめると春だなぁと感じます。

信濃雪鱒の昆布〆

昆布〆にすることで旨味が凝縮されています。
そのまま食べるよりも昆布〆の方が好きです。


フキの信太煮 独活の炊き合わせ

フキを油揚げで巻いて煮たものです。
煮汁が染みて美味しい。


よもぎ豆腐

三水館さんの豆腐シリーズでお初です。
よもぎがたっぷり練り込まれていてもちもちして美味しい。


ミモザサラダ

葉物の他にスナップエンドウ、アスパラ、ミニトマトが入っています。
野菜の味が濃くてドレッシングもよく絡んでいます。


信州サーモンの粕漬け 蕪の酢漬け

ご飯が欲しくなる味。
少し残しておいてご飯と一緒にいただいたらまいう~でした。


お茶


ふきのとうとささみのみぞれかけ

ふきのとうのほろ苦さとみぞれのさっぱり感が合います。


香の物


ご飯

炊き立てツヤツヤでそのまま食べても美味しいご飯。
今回は雑炊にします。


雑炊

鍋の〆の雑炊、美味いに決まっています。


デザート プリン

デザートはラウンジに場所を移していただきます。
手作りプリンは優しい味でカラメルのほろ苦さがいいアクセントになっていました。


春の味覚を思う存分堪能しました。
ごちそうさまでした。


三水館さんの料理はHPの説明によると、
野菜中心の家庭田舎料理をベースとしたものです。
肉料理はほとんどありません。(全く無しの場合も)
高級食材はありませんし、懐石料理や一般的な旅館料理のように豪華ではありません。
高級食材を使った豪華な料理を求める方には不向きです。
野菜中心なのでボリューム控えめと思うかもしれませんがボリュームはかなりあります。
結構食べる私と旦那でも毎回満腹でお腹が苦しくなります。
小食な方は鍋やグラタンのメインを全部食べるとその後の料理がお腹いっぱいで食べられなくなるかもしれません。
お腹と相談しながら食事のペース配分にご注意下さい。
食材から調味料に至るまで吟味して手間暇かけて丁寧に作られた料理ばかりです。
地味だけど滋味あふれるそんな料理だと私は思います。

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続く