三水館 再訪 2015.1 ⑥夕食2日目 | くまの温泉旅日記

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三水館さんの2日目の夕食をご紹介します。

前菜


前菜アップ
かき菜?のお浸し 公魚のマリネ 大根のきんぴら 黒豆煮


鶏の松風焼き? 伊達巻 金柑シロップ煮 ずいきの炒め物

手作りの伊達巻はお出汁をたっぷり含んでいて甘さも控えめで上品。


ねぎ鍋

冬の名物、ねぎ鍋。
具はねぎと豚ロース肉(安曇野ポーク?)、豆腐。
シンプルだけど、シンプルだからこそ加熱でとろみと甘さが増したねぎがしみじみ美味しい。


漬け信州サーモンの山かけ

山芋が粗めにおろしてあって信州サーモンによく絡んで食感も面白い。


ブリ大根

これ超絶品!
今まで食べたブリ大根というか、ブリ料理の中で一番美味しかったです。
脂の乗ったブリを煮ることで余分な脂を落とし、でもパサつくこともなく身はふっくら。
一般的なブリ大根と比べて色が薄くて味も薄そうに見えますが、しっかり煮汁も染みています。
それに上品なお出汁で炊いた大根の美味しいこと。
汁も飲み干しました。
ブリ大根は年末年始に3泊以上宿泊する連泊客に出しているレアメニューらしいです。
去年も今年も2泊したからか私たちも絶品のレアメニューをいただくことができてラッキーでした。


柚子胡麻豆腐

もっちもちの胡麻豆腐。


サラダ

牛蒡、蓮根、さつま芋のチップスがトッピング。
紫キャベツの細切りも入っていて食感が良かったです。


みかんジュースとぶどうジュース

いつもみかんジュースばかりなので今回初めてぶどうジュースも頼んでみました。
ぶどうのストレートジュースってガムシロップ並みに甘くてのどに甘さが絡みつくような感じで少し苦手です。
でもこのぶどうジュースは甘いけどしつこい甘さじゃなく飲みやすかったです。


岩魚のポン酢餡かけ

岩魚は素揚げしているので骨まで丸ごと食べられます。
ポン酢のおかげか素揚げの油っぽさが無く美味しくいただきました。


芹、えのき、揚げた豆腐のお浸し

それぞれの食材の食感の違いとさっぱり感が口直し的な味わい。


香の物


雑炊

ねぎ鍋の〆は雑炊。
お腹いっぱいでも食べたくなります。


お茶


ほうじ茶アイス

デザートはラウンジに場所を移して。
お茶を炒った香ばしさが感じられ、カフェオレのような味もする美味しいアイスでした。

大好きなねぎ鍋に絶品のブリ大根もいただいて今回も大満足です。
ごちそうさまでした。


三水館さんの料理はHPの説明によると、
野菜中心の家庭田舎料理をベースとしたものです。
肉料理はほとんどありません。(全く無しの場合も)
高級食材はありませんし、懐石料理や一般的な旅館料理のように豪華ではありません。
高級食材を使った豪華な料理を求める方には不向きです。
野菜中心なのでボリューム控えめと思うかもしれませんがボリュームはかなりあります。
結構食べる私と旦那でも毎回満腹でお腹が苦しくなります。
小食な方は鍋やグラタンのメインを全部食べるとその後の料理がお腹いっぱいで食べられなくなるかもしれません。
お腹と相談しながら食事のペース配分にご注意下さい。
食材から調味料に至るまで吟味して手間暇かけて丁寧に作られた料理ばかりです。
地味だけど滋味あふれるそんな料理だと私は思います。


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続く