箱根 彫刻の森美術館 その1 (神奈川県箱根町) | くまの温泉旅日記

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宿の情報は宿泊当時のものです。
最新の情報は宿のHP等でご確認下さい。
あくまで個人的な感想ですので参考程度にご覧下さい。
記事、写真の無断転載・転用は禁止です。

ブログは自分の体験に基づいた個人的な感想を綴っています。
自分の考えが絶対だとは思っていませんし、他人に自分の考えを押し付けるつもりもありません。
考え方は人それぞれです。
文才の無い未熟者の私の書くブログなので不快に感じたり呆れることもあるかと思います。
私は共感できない記事はスルーするのが大人の対応だと思いますが、世の中にはスルーしないで個人の感想に物申さずにはいられない人も意外と多いということが今回よく分かりました。
どんな内容であれ記事についていただいたコメントには返信するのが当然だと思っています。
道理に外れたコメントにはハッキリ反論もします。
こんな未熟者の私のブログですが、これからもお付き合い下さる心の広いお方がいらっしゃいましたら宜しくお願い致します。

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箱根湯宿然さんをチェックアウト後、旦那の希望で箱根彫刻の森美術館にやって来ました。
旦那がスマホの某位置情報ゲームにハマっていて、彫刻の森美術館はゲームにとても好都合なスポットらしい。
ゲーム目的で美術館に行くって…
そんな訳で着いて早々旦那はゲームに熱中で私をほったらかして別行動です。
芸術音痴の私が一人で楽しめるかな?と不安でしたが意外と楽しめました。
彫刻の森美術館は名前の通り彫刻を展示する野外美術館です。
7万㎥の緑豊かな庭園に近・現代を代表する彫刻家の名作約120点が常設展示されています。

「樹人」 岡本太郎作


「嘆きの天使」 フランソワ=ザビエ、クロード・ラランヌ作
泉の中に横たえる「嘆きの天使」は、涙が途絶えることはありません。
しかし、その顔は悲嘆にくれたものではなく、どこか哀愁をおびた穏やかな顔をしています。
水面に映った自分自身の姿に恋をして、水仙の花に生まれ変わったという、ギリシャ神話の青年ナルシスのように、この天使も陶酔した表情を水面に映しだしています。



左 「眩驚-V」 土田隆生作
右 「風韻」 土田隆生作


左から「力」、「勝利」、「自由」、「雄弁」
エミール=アントワーヌ・ブールデル作



「マイ スカイ ホール(天への道)」 井上武吉作


「球体を持った球体」 アルナルド・ポモドーロ作


「断絶」 伊本淳作


「密着」 アントニー・ゴームリー作
作家自身の体から型を取っています。
素材はマグマの成分である鉄。
人間も地球の一部なのです。

「めだまやきのオブジェ」
座ったり、靴を脱いで上に乗ることも出来ます。


「交叉する空間構造」 後藤良二作
黒い男性像と赤い女性像が各72体、合計144体の群像が四肢を伸ばし、お互いに手足をつなぎ連なっています。 
幾何学的な組み合わせによって人間感情のウェットな部分が消え、無名の人間達が群舞している様なエネルギーに満ちた作品になりました。


「星の庭」
彫刻の森美術館のグランドデザインの一部として井上武吉の設計により作られた星型の迷路。
迷路は周辺より低い位置にあるので、上から眺めることが出来ます。

ピカソ館

パブロ・ピカソの作品専門の屋内展示場。
300点余りの作品を公開している。
ピカソ館は撮影禁止の為写真はありません。


「歩く花」 フェルナン・レジェ


「天をのぞく穴」 井上武吉作
地下に潜った彫刻で、地上に見えているのは入口と出口。
鉄の箱(左)の入り口から階段を下り、黒い迷路を行くと球体のホールがあります。
真下の小さな円形の椅子に座って、上部の穴をのぞいて見て下さい。
再び、白い迷路を通ると出口(右)に出られます。


普通の彫刻以外にもプレイスカルプチャー(遊戯彫刻)という子供たちが中に入って遊ぶことができる造形作品もあります。


「しゃぼん玉のお城」 ピーター・ピアース作
スケルトンなジャングルジムみたいな感じかな?


「ネットの森」 意匠設計:手塚建築研究所
金物を一切使用しない伝統的な木組を手本としたローテグリティジョイントによって組み上げられた、木造組積ドーム。


ネットの森の中の様子

画像は公式HPからお借りしました。
ネットデザイン:堀内紀子
様々な色のナイロンロープを手編みされて作られた有機的形状の遊具で遊ぶことが出来ます。


写真が多くなってしまったので次回に続きます。