大涌谷と黒たまご (神奈川県箱根町) | くまの温泉旅日記

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宿の情報は宿泊当時のものです。
最新の情報は宿のHP等でご確認下さい。
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保養所をチェックアウト後大涌谷に行きました。
大涌谷は2013年の冬以来2回目です。

大涌谷は、およそ3,000年前の噴火によって神山(標高1,438m)が
崩壊してできました。
現在もあちこちから硫化水素を含む噴煙が上がっています。
そのため、樹木は立ち枯れ、岩石は粘土化して赤茶けた山肌が見
えています。
沸き立つ湯釜、白煙を吹き上げる噴気孔など、火山のダイナミック
な活動の様子を観察できます。
(箱根町観光情報ポータルサイトより引用)

大涌谷駐車場から撮影

写真の赤い矢印のところに黒たまごを販売する玉子茶屋があります。
大涌谷と言ったら黒たまご。
今回も玉子茶屋まで行きました。
玉子茶屋までは徒歩で10~15分くらいかかります。
ピンヒールの人やキャリーバッグを持って登る人もいましたが、かなり
キツイと思います。
大きな荷物はロッカーに預けて身軽で歩きやすい靴で登ることをおす
すめします。
黒たまごは駐車場周辺の土産物屋でも購入できます。
だったらわざわざ玉子茶屋まで行く必要は無さそうな気もしますが、
せっかくここまで来たら登らないといけない気がしてしまうのです(笑)


玉子茶屋付近

至るところから噴煙が上がっていて硫黄のにおいが充満してます。

玉子茶屋付近からの景色


玉子茶屋

左側の建物が玉子茶屋。


玉子茶屋の横にあるここで黒たまごを作っています。
手前の温泉池で卵を茹でて、奥の箱型の蒸し器で蒸して仕上げています。
玉子茶屋では出来立て熱々の黒たまごを販売してます。
皆さん店の前のテーブルで熱々の黒たまごを食べていました。
私たちはランチの予定があるので帰宅してからいただきました。


黒たまご 5個入り 500円

生卵を温泉池で茹でると、気孔の多い殻に鉄分(温泉の成分)が付着
します。
これに硫化水素が反応して硫化鉄(黒色)となり黒い殻のゆで玉子が
出来上がります。
(大涌谷くろたまご館HPより引用)

5個入りのセット販売のみでバラ売りはしていません。
中身と味は普通のゆで玉子と同じです。
一つ食べると7年寿命が延びるという黒たまご。
前回2個、今回1個食べたので21年寿命が延びたかも(笑)


今回は夏の平日の訪問で、9時半頃の到着で待ちなしで駐車場に車を
停めるとこができました。
11時頃に大涌谷を出るときには駐車場待ちの車で数百メートルの渋滞
が発生していました。
前日大涌谷付近を14時頃に通ったら、推定2㎞の大渋滞でした。
天気の良い日は平日でも駐車場待ちの渋滞が発生します。
週末や祭日は渋滞が1時間を超えることもあるそうです。
また、標高が高いので冬は凍結や降雪の可能性もあります。
悪天候の際は営業時間内であっても急遽閉鎖をすることがあります。
車で行かれる際は渋滞や冬の道路の凍結にご注意下さい。


前回の訪問記事
大涌谷 (神奈川県箱根町)


大涌谷
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原