三澤屋 (福島県) | くまの温泉旅日記

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宿の情報は宿泊当時のものです。
最新の情報は宿のHP等でご確認下さい。
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大内宿に来た一番の目的は三澤屋さん。


大内宿で一番人気のお蕎麦屋さんです。
以前いただいたお蕎麦が美味しくて福島に旅行の際は絶対再訪しようと思ってました。
週末の11時半頃にお店に行くと1時間半待ちとのこと。
相変わらず大盛況。
12時頃に再度お店の様子を見に行くと12時に来たお客さんは2時間待ちと案内されてました。
予約できるので訪問日時が決まっている人は予約すると待たずに入店できます。


囲炉裏の席に案内されました。
混雑時は相席となります。

白菜漬け


卯の花

白菜漬けと卯の花はサービス品で席に着くと出されます。
料理を待つ間にちょこっとつまめるものがあるのは嬉しいですね。
私は漬物は苦手ですがこの白菜漬けは癖がなく食べられました。


茶碗蒸し 315円

この茶碗蒸しは具が入っていません。
卵はこだわっているらしく他にも出汁巻き玉子、半熟卵、卵かけご飯などありました。
熱々で供される茶碗蒸しは繊細な舌ざわり。
卵とお出汁の味がダイレクトに感じられます。


高遠そば 1,050円

三澤屋さんの看板メニューです。
会津の殿様が幼少期に信州高遠藩で育ったことから大根のおろし汁を使った蕎麦を
高遠そばと呼んでいます。
これにねぎを1本添えてねぎを箸がわりや薬味として使います。
ちなみに長野県の高遠では辛味大根のおろしと焼き味噌をつゆに入れて食べる蕎麦を
高遠そばと呼びます。
ぶっかけそばのようになっていてつゆに大根おろしが入っていて辛いです。
ねぎはお好みでかじって薬味にしますがこれも辛いです(笑)
私はこの辛さが好きでお気に入りです。


水そば 1,260円

旦那の注文。
ちなみに旦那は高遠そばも1人前平らげています。
当分来れないだろうから2つとも食べておきたいのだそうです。
そばが延びないようにとお店の方が気遣って下さって時間差で後から出されました。
相席していたお客さんは「えっ?まだ食べるの?」と言いたげな驚いた表情でした(汗)
三澤屋さんは水にもこだわっていて中庭の深井戸から汲み上げた伏流水でそばをこねあげ、
茹でています。
水そばに使うそば粉は地粉100%。
辛味大根のしぼり汁に醤油や薬味を加えていただきます。

栃もち 630円

あんこときな粉の2個セットです。
もち米を蒸かし、灰汁抜きした栃の実を蒸かし合わせてついたもの。
普通のお餅よりはやや弾力があります。
独特の苦味があるらしいのですが私は感じませんでした。
デザートにぴったりです。


三澤屋さんの独創的な高遠そばがやっぱり大好き。
再訪できて満足。
また来たいなぁ。


大内宿を後にして来た道を戻って本日のお宿へ。

三澤屋
福島県南会津郡下郷町大内山本26-1