穂高城さんは今年３月にオープンしたばかりのお宿です。
２月にテレビ東京の「厳選いい宿」で紹介されていて、ＨＰを確認したところオープン記念で半額で宿泊できると知りました。
ニューオープンの宿ってオペレーションが慣れてなかったりしてストレス感じそうなイメージがあって今まで避けていたのですが、半額なら多少不便であっても納得できるだろうと思って宿泊することにしました。
今回はかいとく丸さん再訪のときと同じ友人夫婦と４人での旅行です。
外観
穂高城さんは大きなお宿で外観の全体を写真に撮るのは無理だったので門の写真を。
門の造りが時代劇に出てきそうな設えです。
さすが穂高“城”と名乗るだけのことはあります。
玄関
ロビー
分厚い木の囲炉裏テーブルが２セットあります。
写真には写っていませんが、左手にフロントがあります。
右側に写っている引き戸は客室の入り口です。
ロビーの真横に客室が２室あります。
穂高城さんは離れ客室以外はトイレ、洗面共同なのでたぶん引き戸を開けるとすぐお部屋になっていると思います。
客室での話し声がロビーでも聞こえました。
ロビーではチェックイン手続きや貸切風呂の札の受け取り、朝食会場など人の出入りが多いので音に敏感な方は２階客室か離れ客室を指定した方がいいと思います。
そのかわりロビー横の客室は他のお部屋より料金が安くなっているみたいです。
ロビー奥のテーブルセット
壁沿いにお土産が陳列してあります。
チェックインはロビーで行います。
ウェルカムドリンク
梅こんぶ茶だったような。
チェックインの際に貸切風呂の予約、夕食、朝食の時間を決めます。
洗面所
露天風呂の近くにある共同洗面所。
もしかして総檜？
前述の通り一般客室はトイレ、洗面は共同です。
吹抜休憩所
ここにも分厚い木の立派な家具があります。
こちらには新聞が用意してあります。
個室の喫煙スペースもありました。
パブリックスペースがきちんと分煙されているのは好印象です。
休憩所の一角に飲み物も用意されています。
冷たいそば茶？か黒豆茶？でした。
休憩所の奥の小部屋。
トレーニングマシン(？)
足元が左右に激しく振動して乗っているだけで運動効果があるものでした。
私と旦那はイマイチに感じたのですが友人はこのマシンにハマって楽しんでおりました。
自動販売機
確か市価だったと思います。
自動販売機の横は急な下り階段になっています。
傾斜が急で段数も多いので上り下りの際は注意が必要です。
スタッフの方にも手すりにつかまるように言われました。
穂高城さんは傾斜地に建っているのでこのように階段や段差があります。
どのお部屋に宿泊してもこの階段の上り下りが必要になります。
夕食会場やお風呂への通り道になっています。
館内にエレベーターはないので足腰が弱い方の宿泊はキビシイかもしれません。
階段下りた先の通路
この通路の先に蔵風呂、夕食会場があります。
写真右に写っている戸は離れ客室への出入り口です。
敷地が広いので移動の距離が結構あるのですが、通路やパブリックスペースの暖房はしっかり効いていて移動で寒さを感じることはありませんでした。
高そうなインテリアもたくさんありました。
手形は力士のもののようです。
館内のいろんな場所で写真のマークを見かけました。
木製家具のほとんどにこのマークが入っていてオーダーメイドのようです。
木を贅沢に使用した内装といい、オーダーメイドと思われるオリジナルマークが入った重厚な木製家具といいすごくお金がかかっていそうな印象でした。
失礼な話ですが、金持ちが道楽で金に糸目を付けずに建てたお宿といった感じです。
館内の暖簾には上の写真のマークが入っていて「光輪」と文字が入っていました。
穂高城さんのＨＰにはオリジナルマークも光輪の文字も一切無かったので何だろうと疑問に思いスタッフに聞いてみました。
スタッフの話によると、上野で複数のバイク専門店を経営していた光輪モータースの社長がバブリーだったときにお城をイメージして建てたのだそうです。
以前は光輪が割烹旅館？割烹料亭？として経営していたようです。
その後いろいろあっって光輪モータースは倒産し、この建物も売りに出されたそうです。
現在の穂高城さんのオーナーはこの建物を光輪から買い取ったみたいです。
ちょっと成金チックですが、今のご時勢でこれだけ贅沢な建物は中々建てられないと思います。
建物も家具もなかなか見ごたえありました。
おまけ。
照明いろいろ。
次回はお部屋の様子をご紹介します。